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[45]土壌と酸素の関係

土壌が団粒構造になると良い、とよくいいます。これは土壌の通気性がよくなるからです。通気性がよくなると好気性の微生物がよく働くようになります。

微生物には酸素を好む好気性と酸素を嫌う嫌気性があり、好気性微生物と嫌気性微生物は共に土壌にとっては必要な微生物ですが、地表近くの根の周りには好気性微生物が多いほうがいいのです。

酸素が不足すると好気性の微生物が減り、嫌気性微生物が増えます。嫌気性の微生物が増殖すると有機物の腐敗による硫化水素ガスや硫化鉄が生成されます。いわゆる腐敗型の土壌となってしまうのです。

土壌が酸素が少ない状態では、いくら肥料をやってもそれを分解する有用微生物が働かず、嫌気性微生物で腐敗されるばかり。これでは根が吸収できず、かえって逆効果になります。

しっかりとした新根が伸びるようにするには、土壌中の硫化水素などの嫌気性物質や悪臭物質を取り除き、通気を良くします。すると好気性菌である有用微生物が増殖し健康な土壌が育成されます。

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