木酢液は木材から炭を作るときに出る煙を冷却することで採れる強い酸性の液体です。お風呂に入れるといいとか、いや発がん性物質が含まれていて危険!とか色々言われてきましたが、農業や園芸では今尚強い人気を持って使われている資材です。

木酢液がなぜ植物にいいのかは実はよくわかっていません。しかし、木材のエキスともいえるその成分は300種類以上あるといわれ、それらが絡まりあって良い結果をもたらすのではないかと考えられています。

木酢液は農薬かどうかで争われた時期もありました。今のところ農薬ではなく、したがってこれを防虫防除の効能をうたって販売することはできませんが、使用する者がその効能を信じて使う分には全く問題はありません。

木酢液は高濃度で使うと微生物の働きを抑える効果があります。しかし、これを薄めて使うと、今度は微生物を活性化する働きをします。濃度によって全く逆の効果が発現する面白い資材です。

木酢液は農薬と同じように防虫の目的で使うこともできますが、農薬と同じような効果を狙って使うとすれば、20倍から50倍ほどの濃い濃度で使う必要があります。

こんなに高濃度で使ったら薬害は必ず出ますし、しかも農薬のように効果があるかどうかもわかりません。防虫目的とするならば木酢液ではなくむしろ農薬を使ったほうが安心確実です。木酢液は防虫効果を狙うのではなく、むしろ土壌や葉面の微生物を増やす環境改善資材として使うほうがはるかにリーズナブルなのです。
【微生物を活性化して品質向上】広葉樹蒸留木酢液1リットル

関連記事: