無農薬で健全な栽培を目指すならば、善玉微生物をうまく使うことが条件となります。その際、特にバチルスガードはおすすめの資材です。

植物の葉の表面にはクチクラ層という植物を守る層があります。しかし葉の裏には生育のための気孔や窪みがありクチクラ層がなく無防備な状態です。この葉の裏に病原菌が付着するとすぐに病気になったりします。

バチルスガードを苗のうちから定期的に散布すると、葉の裏にバチルス菌、乳酸菌、酵母菌など善玉菌が住み着きます。先に善玉菌が生息することで、他の悪玉菌が来ても抗菌物質や酸を出したり、他の菌がエサを取りにくくしたりして増殖を阻害・死滅させます。

最初に善玉菌を付着させることが大事なのですね。

バチルスガードはバチルスナットウ菌を主体とした微生物資材です。バチルス菌の他に「乳酸菌」「酵母菌」「麹菌」が入っています。原料はすべて「食品」で、好気性培養して作られます。バチルス菌は増殖速度が速いため、雑菌の増殖を抑えますので安全に作ることができます。もちろん植物にも安全で飲んでも大丈夫な位です。散布の際に、手袋やマスクは要りません。

効果ですが、今のところウドンコ病、灰色カビ病、軟腐病(細菌)、白絹病、褐班病、炭疽病等、特に糸状菌関係の被害が減っています。散布は一ヶ月に1回程度、定期的に散布します。葉の裏に付着するように丁寧に散布しましょう。

微生物資材の常ですが、殺菌剤との混用は避けてください。せっかくの微生物を抑制してしまいます。殺虫剤とは混ぜても大丈夫。むしろ効果は上がります。展着剤は使用したほうがいいです。

なお、バチルスガードと「トーマスくん」「バイオガード」混ぜて同時に散布するとより効果的で、省力化にもなります。

※バチルスガードはバチルス菌液と名称変更になりました。

【関連資材】
納豆菌を配合した葉面散布剤「バチルス菌液」
自然環境農法オリジナル葉面散布剤「バイオ・ガード」

※バチルスガードはバチルス菌液に名称変更となりました。

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