種子を買うと、その袋に有効期限や発芽率が記載されています。

例:
種類:えん麦
品種:ニューオーツ
生産地:オーストラリア
薬剤処理:チウラム1回
検査月日:2018年1月現在
発芽率:85%以上
有効期限:上記検査月から12ヶ月以内

種子の証票

要約すると『2018年12月までは85%以上の発芽率を保証します』という意味になります。

毎年時期になりますと「新タネ」が出回ります。

この新タネは、その年に新たに採取されたものか、というと、じつはそうとも限りません。
証票を見る限り、採取日ではないからです。

つまり、採取したのは2017年だけれど、検査したのは2018年1月。
その結果発芽率85%は確保できたので、販売される、というわけです。

種苗メーカーは、採取時期にかかわらず『発芽率』を重要視するのですね。

たとえば、採れたての新タネであっても、不作のときがあります。
通常ならば80%は確保できるのに、発芽試験の結果50%に満たないこともあります。
そういう時は、発芽率50%と表記するか、あるいは販売中止します。

逆に、2年前の種子が売れ残って余ってしまっているけれど、発芽試験の結果が良好なので、そのタネを今年も販売するということもあります。

そもそも1年以上経過したタネであってもまったく発芽しない、ということはありえません。タネはそんなにやわじゃないです。

私は自宅でも猫用のえん麦を使っていますが、5年くらい経過しても普通に発芽します。

ただし、保管状態には気をつけています。
風通しのよい冷暗所。

特に湿気には気をつけます。
タネは水分を感知すると発芽のスイッチが入ってしまいますので、袋に入れ湿気ないようにします。

ただしタネは呼吸していますので、袋に穴を開けるなど空気は流動するようにします。
シリカゲルのような乾燥剤も、乾燥しすぎます。
なるべく自然状態を保つように保管しするようにしましょう。

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