前回はバラの香りをよくする肥料を紹介しました。
有機質の肥料が効果的ということでした。

今回は、バラの花色をよくするには、どうしたらよいか?

ニコル

写真は「ニコル」

香りについては不確定な要素が多いですが、花色についてはだいぶわかってきています。
とはいえ、やはり気温や土壌環境に左右されることが多く、試行錯誤することにはなるかと思います。

まず、花の色の発色について言われていること

  • デルフィニジン…青色
  • アントシアニン…赤、紫、ピンク
  • カロテノイド…黄色
  • フラボノイド…白

これらの色素成分が多い少ないで花色が決定されます。
このほかに、有機酸や糖なども影響しているといわれます。
しかし、これらそれぞれ与えたとしても全体のバランスのこともあり、うまくいくとは限りません。

難しいことはおいといて、現実的にどうすれば花色がよくなるか?
その秘訣は以下です。

・バラ専用の用土を使うこと

バラ専用用土は一般的に価格は少々お高めですが、それなりの成分が入っています。物理的に良質な素材を使い、必須有機酸、微量要素を含んでいますので、これだけで美しく咲かせることができます。

資材例:バラの土【バットグアノ・ゼオライト配合】【14L】

・鉄分が必要

花色をよくするには微量要素の役割が大事ですが、中でも「」は必須です。
同時に酸度が高い(アルカリ度が高い)と鉄が吸収されにくいので酸度調整も必要です。クエン酸、フルボ酸などの有機酸で調整します。

資材例:鉄力あくあ【300cc】必須2価鉄イオンを速攻供給

・カニ殻肥料を使うと赤色が増す

カニ殻肥料にはアスタキサンチンが含まれ、花色、葉色、艶を増す効果があります。また土壌改良効果もあり同時に病害対策にもなるので、多くのバラ愛好家が使用しています。

資材例:特選国産【脚部選別】カニガラ【1kg】 

・バットグアノのりん酸と微量要素が効く

バットグアノは洞窟に古代より蓄積されたコウモリの糞の化石ですが、りん酸とともに微量要素が多く含まれています。りん酸は花目を多くするのに効果があるとされますが、花色をあげる効果としては微量要素のほうだと思います。経験的に効果のある資材ですので、ぜひお試しください。

資材例:インドネシア産バットグアノ【粒(つぶ)状】【2kg】 

なお、バラの栽培において増長しないように窒素分を抑える手法がありますが、窒素分が少ないと花色も薄くなることがあるようですので、このあたりも試行錯誤でしょうか?

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