地球環境を踏まえ、園芸・農業をテーマにした次世代園芸コラム。バラ栽培、ブルーベリー栽培、芝生、水耕栽培等の話題に熱いです。

芝草の造成と管理

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綺麗に管理された芝生

綺麗に管理された芝生

(1)草種及び品種の選定

芝生は前述のとおり、様々な種類があり、利用地域の気候条件、利用目的、その後の管理手法によって草種・品種を選定することが重要です。
前ページの「利用目的及び地域別適応芝草品種と混播例一覧表」を参考にしてください。

(2)基盤の造成

基盤の多くは、造成コストの問題から、既存の土グランドの表層を改良した土ベース、またはほとんど改良しないケースが多く見られますが、造成後年数が経過し、踏圧が加えられると芝生の土壌は固結し、排水不良や通気性の悪化をもたらします。

その結果、芝生の根の生育が悪化し、様々な環境耐性が弱くなります。
そのため、造成時には透水性、通気性を重要視し、土壌改良を行う必要性があり、一般的には砂と土壌改良材を混合して利用します。
芝生の根が生育する20~30cmの深さまで土壌改良するのが理想的で、暗渠等の排水対策も不可欠です。

(3)播種時期

寒地型草種は、春播き(3月~5月頃)と秋播き(9月~11月頃)の年2回播種適期がありますが、秋播きしたほうが高品質で、各種ストレスに対する耐性が強いターフとなります。

暖地型草種は、5月~8月頃が播種適期ですが、ノシバ等初期生育が緩慢な草種については、なるべく早めに播種し、秋までに十分な生育期間を確保することが重要です。

(4)播種方法

播種面積に応じて、吹付機械やドロップシーダー、手播き等で行います。
芝生の種子は非常に小さく軽いため、風のない日を選んで播種します。
播種後は種子の流亡や乾燥害を防ぐため、レーキ等を利用し種子と表土がなじんでから、ローラー等で履土鎮圧することも必要です。
発芽までは、土壌が湿っている状態を常に保つように、適宜散水を行うことが重要です。

(5)刈込み

対象スポーツ、草種によって刈込頻度や刈高は異なります。
使用頻度や季節、競技者レベルなどによっても刈高は様々です。

芝草は、もともと放任した状態が各種環境抵抗性が一番強い状態といえますが、草種や品種ごとの適正刈高までは、ある程度その能力を維持することができます。

したがって、極端な低刈り、間隔を空けた後の極端な刈込みは芝生に大きなダメージを与え、高品質なターフの維持を困難にしますので、避けるようにします。
一般的には、刈込みを行う草の長さは全草丈の3分の1以下が理想です。

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