| ■■ニームとは? ニーム (Neem Tree) は学名「アザディラクタ・インデカ」 (Azadirachta indica) というセンダン科アザディラクタ属
(Meliaceae Azadirachta)
の熱帯・亜熱帯性常緑樹です。15メートルにも達する高木でアジア、アフリカ、オーストラリア、フィージー、パプアニューギニア、南アメリカ等に広く分布し、和名を「インドセンダン(栴檀)」といいます。
インドでは数千年も昔から生活に密着していたのがこのニーム。インドでは街路樹として普通に目にすることができ、
畑ではぐるりとこのニームを植えて害虫の防除をしています。
虫を寄せ付けないその性質は、古くから衣類の虫除けに使用されていたことがサンスクリット教典にも記されています。人々はニームの枝を噛み砕いて歯磨きにしたり、葉を皮膚病や美容、料理など日用品としても古くから利用してきました。行事や儀式にも使用される生活に密着した樹木なのです。
ニームは天然物でありながら、植物に害を及ぼす草食昆虫・小動物の大半を駆逐または減衰させることができ、しかもその害虫の天敵となる肉食昆虫や鳥類および人間を含むほ乳類には全く悪影響を及ぼさない安全な
環境改善剤です。このことはWHOをはじめ世界的な有機農法推進機関等でも重視しており、世界の食糧貿易における安全基準においても農産物への導入が重視されています。農薬を使わない農業が可能となるのです
ニームはそのほか人間および動物の病気の治癒、人口抑制、肥料および硝化抑制剤、家畜飼料、石けん類の原料などに幅広く使用されています。ニームはその高い効果をはじめ多彩な能力ゆえに「ミラクルハーブ」とも「自然のドラッグストア」ともいわれているのです。
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