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[20]シワ対策の化粧品について知りたい その2

前回までは、ちりめんジワ、小じわといった、表皮にできるしわについてお話をさせていただきました。

今回はいよいよ本番。年齢とともにできる加齢シワと、これまた面倒な表情ジワについてです。

●加齢シワ:大ジワという言い方もあります。また、たるみによって生じるシワもこの中に含まれます。皮膚の土台とも言うべき真皮層で、コラーゲンなどが減少し皮膚を支えられなくなったことによってできる、というのがもっとも一般的な説明ですが、このほかに顔の脂肪層の影響などもあります。

加齢シワの原因は、もちろん加齢によるところが大きいのですが、それを加速する原因というのもいくつか存在します。

もっとも有名なのは紫外線です。特にA波紫外線は、肌の深部へ浸透して影響を及ぼすことで知られ、コラーゲンなどの真皮を構成する成分への悪影響が指摘されています。

ただ、実際には紫外線が直接作用するというより、それによって生じる活性酸素によってダメージが生じている場合のほうが多いよう。そのため、活性酸素対策をすることで、紫外線ダメージのケアも同時にできるようです。

活性酸素は、何か特別な存在に感じますが、実は呼吸するたびに発生していて、何も、紫外線を浴びたり、なにか特殊なことが生じたときだけ発生しているものではありません。

激しいスポーツをする人は、一般の人より老けて見えることがありますが、これも活性酸その影響であるという説があります。スポーツ好きの人は、日焼けを気にしないから、という傾向も否定できませんが、有酸素運動を激しく行う人は、それだけ活性酸素を発生させているわけで、これが老化の原因になりやすいのです。

エアロビクスのインストラクターさんとか、陸上競技の選手など、まだ若いのに、くっきりとシワのある人が多く見られますが、これらなどは典型的な、活性酸素と紫外線による老けなのではないかと、私は見ています。先日も、30歳になったかならないかくらいのサッカー選手の顔がアップになったとき、そのあまりの老けっぷりに驚いてしまいました。昔はきれいな人だったのに・・・

加齢シワの場合、最も重要なのは予防です。

まず日焼けは絶対に厳禁。それから乾燥もいけません。乾燥によって生じる小じわが、だんだんと深くなって大きなシワになるというメカニズムが説明されています。

また、上記のように活性酸素対策は重要。もっとも簡単で有効なのはビタミンCですが、VCは非常に壊れやすく、また代謝されやすいので、1日数回に分けて摂取し、常に体内にVCが十分にある状態を保つのが有効です。

このほかにも、ビタミンEやポリフェノール、アルファリポ酸など、様々な抗活性酸素に有効な成分はありますが、VEは過剰摂取が厳禁(VCは水溶性で、余った分は排出されるので、過剰摂取の心配がありません)ですし、そのほかの成分も、高価だったり、有効量が不明確だったりするので、やはりVCを基調に他のものを加えるというのが理想的かなと思います。最近はVCのサプリもずいぶん安くなりましたしね。

スキンケアとしては、コラーゲンを補給するのが手っ取り早い方法ですが、実際にはコラーゲンは分子が大きすぎて肌には吸収できません。そこで、コラーゲンを小さな分子にしたペプチド(マイクロコラーゲンとかナノ化コラーゲンという表現をすることもあります)や、もっと小さく、コラーゲンの原料であるアミノ酸などが効果があるようです。

とはいえ、アミノ酸といっても、どんなものでもよいわけではなく、コラーゲンの生成に必要なものであることが重要です。中でもヒドロキシプロリンというアミノ酸が重要で有効とされていて、これの摂取や塗布によってコラーゲン生成が高まるという報告があるようです。

http://www.kyowa.co.jp/health/amino/qa/yogo_12.htm

最近では、これをさらに肌へ浸透しやすくしたアセチルヒドロキシプロリンという成分がシワに対応する成分として知られていて、常盤薬品がこれを配合したスキンケア製品で研究発表を行っています。

http://www.tokiwayakuhin.co.jp/news/20050418.pdf (←PDFです。注意)

私自身は上記のスキンケアを試していないのですが、同じ成分を大量配合したというTOBのアイクリーム(量配合のため、クリームがやたら重い)は確かに効果があるようで、50台の友人が連続使用したところ小じわが明らかに減ったとのこと。

http://www.tob.co.jp/prod_eye.html

メーカーいわく、同社のエッセンスがビタミンC誘導体を配合していて、これが真皮層まで届き、プロリンからコラーゲンの合成を促進させるのだとか。なので、同時使用を薦めているとのこと。

たしかに、ビタミンCはコラーゲン生成に必要な成分なので、上記の使い方は理論的に合っています(メーカーのホームページは薬事法の規制からか、こういった情報が無いのが残念。)

予防としてのビタミンC摂取も、改善の役に立つようです。

ということで、相変わらず長くなってきたので、次回に続きます・・・

トミナガ☆マコト

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