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[08]学習環境を作ろう(その2)

「子供部屋じゃなくて、勉強スペースを作りましょ!!」っていうのが、前回の提案でした。・・・では、今回は、具体的なリフォーム法について。
しかも、お金も、ほとんどかかりませんから、ダマサレタと思って、一度、一週間くらい、チャレンジしてみてください。

やり方は簡単。お母さん、お父さんが子供の勉強時間帯に合わせて、テレビを観ることと携帯電話を使うこと(通話・メール)、そしてパソコンをストップさせるのです。そうすれば、その瞬間、家庭が勉強モードに切り替わります。

そう・・・リフォームするのは、「場所」ではなく、「時間の使い方」のほうなのです。

家庭学習がはかどらない、思うような成果があげられないという子のほとんどの家庭は、生徒さん自身より、むしろ、周りの大人の生活習慣に問題があります。厳しいようですが、それが現実だと思います。

「勉強しなさい」と言っている人が、階下のリビングで、お笑い番組を観たり、ナイターに熱中し、ビールを飲み、ソファーで寝転ぶ。・・・それって、本当に子供の「応援」をしているのでしょうか?

何度も言ってるように、「塾に預ければ」自然と成績が上がるということはありません。塾に行って成績が上がるのは、「勉強する」からです。
では、なぜ、塾では勉強できるのか・・・それは、環境が整っているからです。
先生がいて、一緒に勉強する仲間がいて、手を伸ばす範囲に、誘惑物がナイ…
だから、勉強に向かえるのです。

ですから、家で勉強させたいのなら、この「環境」の真似をしてみればイイ!!

少なくとも、塾での授業中は、テレビはついていませんし、携帯電話をいじっている人もいません。パソコンの画面に熱中する人もいません。
そこにいる人はみな、机に向かい、自らの前にある「問題」と格闘しています。
そして、そこにいるみんなが、「向上したい!!」というオーラを出しています。

だから、子供達に勉強してほしいと願うなら、「向上オーラ」を家族全員でリビングに集中させるのです。
「えーー??今更勉強??」と思われる方もいると思いますが、大人になってからの勉強は、「強いられない」分、とても楽しいモノです。
うちのお教室のお母様の中にも、子供さんと一緒に、「漢検」や「英検」にチャレンジしてる方がいらっしゃいます。勉強が嫌なら、「読書」でもいいし、「企画書作り」などのお仕事でもイイと思います。とにかく、家族中で、プラスのパワーを、「もっと、もっと」のパワーを集めるんです。

この「お母さんとお父さんがテレビと晩酌を止めてくれてる!!」というプレッシャー(イイ意味での)の、子供への効果は絶大です。

でも、この時、絶対にしてはならないことがあります。
それは、子供の「学び」に無断で立ち入ること…。自分が分かるからと言って、「教えてやる」とか「見せてごらん」などと安易に言ってはいけません。
まして、「簡単なやり方(コツ)を教えてあげる」なんてのは、モッテノホカ!
子供(他人)の勉強が気になるのは、お父さんとお母さん自身が集中してない証拠ですよ?!!!!!

大切なことは、みんなで集中できる環境をつくることです。
それには、一人一人が自分のことに集中していないといけません。
そして、「時間を決める」ということ。

8時?10時を「勉強タイム」と決めたなら、それ以上は、しないことです。
「ヨシ、終わり!!」って、深追いしないこと!もし、子供が「あと少し」と言ったら、「10分だけ」延長を認めるのです。で、それでも終わらなければ、あとは、本人の判断に任せます。必要なら、自分でするでしょう。

ちなみに、「勉強タイム」の長さは、俗に言われるていることが参考になると思います。いわゆる、

「小学生の家庭学習の時間=学年×10分」
「中学生の家庭学習の時間=学年+1時間」っていうのです。

えっ?短い?中学受験をする???
だったら、なおさら、親がテレビなんて観てる場合じゃないですよ!!
中学受験を目指すなら、もっと、もっと、環境を整えないと・・・

次回は、『小学生の家庭学習』をターゲットにお話を進めていきますよ!

葉月ひまわり

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