[10]当たり前の国語力をつける(1)

12歳までの国語力で全てが決まる!!

・・・と言っても過言ではないくらい、小学生の「国語」は大切です。
何故なら、「国語」は「日本語」だからです。

どの科目の教科書も専門書も、多くは日本語で記されていますし、授業もほとんど日本語でなされています。つまり、日本語力なくしては、はじまらないのです!!!

というのは、色々な場所ですでに言われていることですし、今更・・・という感じですが、色々な場所でたくさんの人が言うということは、やはり、真実なのだと思います。(私も、実感しています)

でも、私が国語が大事というのは、そういうレベルの話(抽象的な学ぶ力というレベル)のレベルではないのです。

はっきり言います!!!
「成績が悪い子の多くは、言葉の力が非常に弱い!!!!」

読んだり、書いたり、そして、話したりする力が本当に低いのです。
大きく分けると二つ、

○聞いたり、読んだりしたことを理解できない
○考えたことを話したり書いたり(=表現)できない

という問題点があります。

国語が苦手・・・だというお母様方からよく、聞かれることは、「うちの子は読解力がないんです。読解力をつけるにはどうしたらよいですか?」
ということです。そんな時、私は反対に質問します。

「お母さんの考える、読解力って何ですか?」
「・・・・・・。読む力?問題を解く力?・・・アレ???」

そうなのです!!読む力なんて、みんなが持っているんです。
ひらがな・カタカナが読める→学年相当の漢字が読める、ホラ、読む力はあるでしょ?

だから、読解力がないという子は、読めないというわけではないのです。
読解力がない・・・ということは、むしろ、「解」のほうに問題があることが多いのです。

ひら?たく言えば、「読めるけど、分からない」ということです。
「分からない」・・・何が?言葉の意味がです。

たとえば、「しかし」という言葉が、前の文章の内容をひるがえす言葉だということが理解できている子は、感覚的に「しかし」に注目しています。
前言を撤回してまで伝えたい内容がそこにあるのだと、センサーが働くのです。
「つまり」という言葉が、前に言った内容をもう1度、より簡潔にして繰り返す時に使う言葉だと知っている子は、色々言われたけど、そこを読めば内容がまとまっているんだなぁ・・・と知らず知らずに注目しています。

読解力がある子というのは、そういう当たり前の力が備わっている子なのです。

では、その当たり前の力がどうやったらつくのか、次回は、その具体的な方法についてお話することにしましょう。

葉月ひまわり

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