[00]「生活のために会社を辞める」って変?!

会社を辞めた理由を一言で言うと「暮らせなくなってしまったから」なのだけれど、こう言うと多くの人に「???」という顔をされる。そりゃそうだろう、私が人にそう聞いても、もちろんそう思う。

私の職種はシステムエンジニア。実態を知らない方には、「へぇ?、すごいんだねぇ?」などと言われたりするが、私が思うところ単なる「3K」だし(他の会社はそうじゃないのかも?!)、やろうと思えば誰にでもできることなのだと思う。

1.キツい(納期が迫った時など、労働時間がハンパじゃない)
2.汚い(労働時間がハンパじゃないから、家に帰れないどころか、風呂にも入れない)
3.苦しい(1,2の割りに給料がなかなか上がらない。倒産も経験したし。)

最後に勤めた会社は、もともとの企業風土や、母子家庭だったこともあり、で上に書いたほどではなかったけれど、やっぱり突発的に何かあった時や(何もないことの方が多いが)、当日中にやらないといけない仕事が諸事情で遅れている時に、「保育園のお迎えの時間だから」と言って帰れるわけもない。

もともと私自身がそういう「お迎えの時間だから帰る」という考え方を嫌っていたことや、「お迎えの時間だから帰る」元同僚(数年前に退社済み)に対する他の社員の不満を聞いていたこともあって、私自身は「そうはすまい」と、

・昼間は子供を保育園に預け
・保育園のお迎えを人に頼み
・保育園が終わった後の子供の世話を人に頼み

などということをしていたら収入を上回る支出に、わずかな貯金も底をつき、とうとう続けられなくなってしまったのだ。(実家が遠方のため、両親には頼めなかった)

働ける環境を作ることに、こんなにお金がかかるのか、とつくづく思った。母子家庭だからとは思わないが、やっぱり母親の役目を持った人が企業内で働き続けられる環境を自分自身で作るには限界があるのだと思った。もっとも私のやり方がマズい部分もあるのかもしれないが。現実問題、働き続けているお母さんも多く居るわけだし。

とはいえ備蓄も底を付いた私は、安易に支出を抑える方に走ったのだけれど、比例して収入も・・・では元の木阿弥。明日のご飯にも困るようでは子育てもできん!「母ちゃん頑張るよー!」と今日も子供相手に気合を入れて、「在宅母子家庭ワーカーの歩き方」を微妙に考えつつ、目の前に積まれた在宅仕事に励むのだった。