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[03]節約暮らしの友「買い物リミッター」

34歳で子供に恵まれるまで自由気ままに生きてきた。「自分の給料は自分のもの。自由に使って何が悪い?!」ぐらいの勢いで使ったお金はどこへやら。「基本的に衝動買いしかしない女」というありがたくもなんともない称号を友人に頂いたほどだった。最大級は、結婚していた時に買ったマンション。「欲しいな、欲しいな」とは常々思っていたが、かと言ってそのための資金を貯めていたわけではない。が、見に行った時には決めていた。(そのマンションは元の旦那に置いてきたけど)

そんな私だったのだが、日々の食事の買い物は、いつもたいてい3000円でおつりがくる。別段、意識しているわけではないが、どうも私の体には「買い物リミッター」なるものが付いているらしい。なんで、そんなものが付いたんだ?!と少し考えてみた。

私はとある北の雪国育ち。我が家は当時7人の大家族。母は平日会社勤めだったため、休日が買い物デー。母は買い物に行く時には必ず私を連れて行った。そして「カゴの中が10000円になったら教えてね」と言った。時折、母に「今いくら?」と聞かれるため、その計算は結構気が抜けなかった。そのうち、淡々と母が買い物カゴに入れたものを計算し、母に「もうすぐ10000円だよ」と教えるようになっていた。

大学進学と同時に一人暮らしをするようになって。月々のだいたいの予算を考えた時に、週に1回、買い物は3000円ぐらいが妥当かな、と予算を決めていた。

どうもこの2つが体にしみついて「買い物1回3000円!」のリミッターが付くにいたったと思われる。今でも週に1?2回行く買い物で、そのリミッターは軽快に働いている。買い物結果を分析してみると、多少のバラつきはあるものの、野菜類が1200円、肉魚卵800円、乳製品+その他1000円で構成されている。ひとつ困ったチャンなのは、大きな買い物も一緒にしたい時にも同様に「リミッター」が働くらしく、「えっ、これ買って大丈夫?いまいくら?」と私の頭は微妙に混乱してしまうこと。まぁ、変な「リミッター」ではあるが、買いすぎることはないし貧乏暮らしには、そんなリミッターあってよし、と思っている。

そして私は心ひそかに思う。娘にも「買い物リミッター」を付けるべく、娘が小学生になって足し算ができるようになったら、買い物時の計算をやらせてみよう。

が、ひとつ疑問も浮上!いつか母に聞いてみたい。「お母さん、あれは私に算数の勉強させるためだったの?」「それとも、うちが貧乏だったから?」

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