病棟日記の最近のブログ記事

今日この病院を退院する。約3週間強の入院だったが得たものは大きかった。

まず感じたことは人間は無理をすれば必ずどこかにしわ寄せが来ると言うことだ。私は寝る時間を削って昼夜働いている。膨大なローンを抱えているからだ。そのまま続ければもしかしたら命を落したかも知れない。身体が休養を要求したのだ。今回の入院で十分休養できたと思う。人間は太古の昔より8時間働いて8時間寝て8時間遊ぶことによって健康を保つことが出来るようになっているのだ。無理をしてはいかん。

とりあえず手術は免れた。しかし減量と腹筋増強をしなければまた同じ症状で入院することになるだろう。今度は手術することになるだろう。先生、そして看護婦の皆さんお世話になりました。といっても私は元気な患者なのであまり世話をかけなかったような気がしますが(笑)

新患のEさんは手術らしいですね。お歳なのに大変そう。でも、それで腰が楽になるのだからしようがないですね。お歳なのに手術すると言うことは、それだけ身体が若く効果が期待されるからだから頑張って手術を受けましょう。Mさんいつまでも子供みたいなこと言ってんじゃねーぞ。看護婦さんの言うことは聞くもんだ。

それではみなさん、お大事に!!

1997年病棟日記-終り-

たまごや

※1997年10月31日記述

1?3B病棟は6人部屋が6室。個室が4部屋有る。私の部屋は323号室でもちろん6人部屋だ。しかしベッドは一つ空いている。夜の消灯は9時だが若い人は消灯過ぎてもTVを見ているし、ご老人は8時半にはもう寝てたりする。

看護婦にとって大変なのは老人の世話だろう。夜中にトイレに行ったは良いが帰るべき自分の部屋を忘れてしまってウロウロしているおばあさん。スリッパの音がペタペタ。上の階ではガターンと何か倒れるような音。それに続いて看護婦の足早な足音。トイレを流す音がする。

同室のYさんはよく夜中に首の装具を外す。バリバリッというマジックテープをはがす音。なかなか刺激的な音である。Kくんは昨日からウォークマンを持ち込んでいる。テープが反転する音がカチカチ聞こえる。イヤフォンから漏れる音だろう。シャカシャカ音もたまに聞こえる。しばらくするとその音も消え、寝言にとって替わる。Kくんの寝言はなかなか見事である。長いしはっきりと何か言っている。喧嘩でもしている夢をみているのだろうか。

でもなんといっても今夜のメインは術後の初夜を迎えるMさんだ。こっちも覚悟してはいたがかなりウルサイ。看護婦相手にあーでもないこーでもない、と低い声でブツブツ言う。ウンウンうなるし、痛い痛いと独りごとも多い。手術したのだから痛いのは当り前だろー、おとなしくしてろってんだ。

でも奥さんがいないからまだマシだ。奥さんが居るともっと手が付けられない。甘えん坊だねMさん。食べちゃいけないって医師から止められているのに食べ物を買ってこいって奥さん困らせていたね。奥さん情けなくって泣いていたぞ。わかってんのか?

というわけで、今夜もねむれねー。

たまごや

※1997年10月30日記述

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