2005年12月23日

[00]勝ち組とか負け犬

早速ですが皆さんはヴィンテージという言葉をご存じだろうか?古い(しかも他人が袖を通し済)、汚い(油汚れ・ジョイでは落ちません)いわゆる古着の中の古着を指す言葉、ヴィンテージ。ボクがお薦めするのは、そんな古臭い、知らない人しか知らない逸品と、誰しもが一度は耳にした事のある、ストリートを制圧している裏原ブランドをミックスしてカッチョよくなりましょうやって事ですね。

実はですね、ボクは下北沢でとある古着屋を営んでいるのです。だから、読んでもらってる皆さんよりは服の事を知ってるかなって自負している訳です(自負…)。

最近、勝ち組とか負け犬とか言われてますが、遂にファッションの世界にもそんな構図が当てはまりつつあるのです。ファッションの世界でいう勝ち組とは、全身ブランドで固めた(しかも一つの)お金かかりまくり、バイト代つぎ込みまくり、愛読書はゲットオンからレオンまでという彼の事ですね、はい。毎シーズン各ブランドの新作をマメにチェックし、一番高い一着を選び毎夜眺めては日曜日にキメキメで登場する彼ですよ。

そして負け犬。ジーンズメイトの常連さん(ボクはジーンズメイトたまに行きます、肌着買いに)。たまにデートで女子に連れられて入る古着屋で「オレ古着は着れねーわ、他人が着たモンでしょ!?ナイナイ」とか言っちゃう男子たちです(ウチにもよく来ます、よく!!)こんな男子に限って連れてる女子もファッション界の負け犬ちゃんでセレブ気取りな真珠だか魚の目だかを耳に指輪に首飾りにと付けてる様な、間違ってはいないよね的な顔してる………。失礼しました。

とにかくボクの願いは、そんなハッキリとし過ぎてるボーダーを潰し、なお且つ、勝ち組にも負け犬にも相手にされなくなりつつある古着の素晴らしさを皆さんにお伝えしたく思い、筆をとるのです。まず、簡単に「古着」を説明します。

現在、皆さんが目にする古着はほとんどがアメリカからの輸入物です。最近はヨーロッパからの物も増えていますが、やはり主流はロサンゼルスなどのキッズが着ていたものをバイヤーと呼ばれる買い付け人が買って来たものが多いです。そして、中にはリーバイス、チャンピオン等の誰もが知るブランドの、古く、状態のいい物(大戦モデル、66モノ、ランナーズタグetc)が、ヴィンテージと呼ばれます。

ヴィンテージについては今後詳しく書いていくつもりなので、古着知らねーよって方も楽しみにして下さい。そんな誰もが知らない古着と皆さん大好きの裏原ブランドを…って言いましたね。とにかく!洋服が好きな人にはモチロン、嫌いな人には下北マル得情報(古!)を織り交ぜながら書き進めて行きますので、これからヨロシクお願いします!!