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2006年3月 4日

[03]この春、断然ミリタリー

まだまだ寒いですね。しまいかけたダウンジャケット引っ張り出してませんか?そんな中でもオシャレ楽しんでますか?どーも、タノウエアソブです。今週は、今週こそは、ファッションの話をお届けしたいと存じております。皆さんの中に「タノウエってほんとに服屋なの?」なんてお茶目な疑問が沸いているんではないかと疑心暗鬼な今日この頃。なので今回は、自分の名誉を守るため、業界の裏側をお届けしようとペンを取りました。

この時期、アパレル業界は展示会ラッシュなんですよ。ちなみに、展示会というのは各ブランドが今シーズン(今の時期なら夏物です。早いところでは秋物を置いてるところも)の「ウリ」のクローズ達を、セレクトショップ顔負けの陳列で展示する会なんです。一年以上温めたアイディアをまた一年以上かけて制作し、何度も何度も手直しを加え、日の目を見せてあげたい!と思われたクローズ達だけが並ぶことの許される神聖な会なのです。そんな展示会が何故、今の時期によく開かれるかというと、ぶっちゃけ服が売れないからです。

2月。まだ寒いですよね。でもアウターは持ってるし買うほどじゃない。かといってロンTやカットソーはこれから新作が出揃い始める。そうなると、何を買えばいいのか分からない季節なのですね。そこで服屋さんは何をするかといいますと、服を創るんです。売れない時期に売れる(売れるであろう・売りたい・売らなきゃならない)服を、とにかく創るんです。写ルンです…。言ってみただけです。スミマセン…。…そして!一斉に披露するのです。そこに僕らショップのバイヤーが群がって行くんです。

もちろん僕らのお店も売れていない訳ですから必死です。何かを変えなきゃいけない!この時期一部のブランド店を除いた服屋さんは皆そう思っとります。僕も漏れずにその一人です。必死です。血眼です。もっとイイクローズは居ないか!?もっともっとカッコいいヤツは居ないかと目ん玉ギラギラさせとります。そんな人間が何人も集まる展示会場は、軽い戦場です。1円でも安く買いたいバイヤーと、愛するクローズを少しでもカッコいいショップに置いてやりたいデザイナー。そのせめぎ合いと言ったらそれはそれは。商談待ちの時間などは演技前の荒川静香(旬に食いつきました。良かったですよねぇ。…失礼)並みに…、は言い過ぎですけど、相当なる緊張感に襲われます。

展示されたクローズ達の中から「コレだ!」と思ったアイテムを決め、お店のスタッフ、会社の上司の期待を一身に背負って臨んだ商談が無事にまとまった時は本当に嬉しいです。決まった瞬間から納品される日まではドキドキワクワク。皆さんにお届けできることの楽しみ、自分で選んだアイテムが売れるときの寂しさ、嬉しさは、服屋になって良かったな?ってなモンです。

タノウエも最近は多い日で1日4回くらいは展示会に足を運んでは、最新の洋服と穴が空くほど見つめ合う日々が続きました。と、ここでついに!ファッションコラムらしいネタを。色々な情報を独断と偏見という名のフィルターを通して断言します。この春は断然ミリタリーです!!昨年から流行のM?65、F2ジャケットは相変わらずですが、個人的にはモッズコートがカッコよろしいです。古着でもサイズもよくてカラーも選べるモノが多く豊作ですが、差を付けたいなら(そう隣の男と)お値段張りますが、新品のブランドアイテムを探した方が○です。裏原のブランドからもたくさんのミリタリーアイテムがドロップされてました。カッコよかったな?。欲しいな?。でも高いしな?。なんて考えながら、気づいたら裏原の魔力にとりつかれ、買っちゃいました。

先週ご紹介したブランド、ハイライトキャバレーのF2ジャケット!かっけーンスよ!!毎日着てます(服屋としては問題アリ?)。そんな、ブランドクローズで上半身を固めたら気になるのは下半身。これまでは古着テイストのジーンズ、いわゆる加工ジーンズが街を席巻しとったんですがこの春は生デニムが調子よさそう。色落ちしてないデニム本来の色を楽しんで頂きたいですね。こちらは新品モノの方が探しやすいですが、ここはあえて古着で血眼になるのが◎かと思います。あぁ、3回目にしてやっとMIXしました(感無量)。次回からはもっともっと、もうファッションの事だけを扱うコラムにしていきますので(自信無し)お楽しみに!!
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