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[170]右折の矢印信号

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今日はよく見るけど不思議な矢印信号のハナシです。

信号機の色の順番、わかりますか?改めて聞かれるとあれ?てなことになりませんでしょうか?信号は左から青、黄色、赤です。最近はLED(発光ダイオード)による視認性のよい信号機が増えてきて結構なことです。以前は太陽光が反射して点灯しているように見えた信号機があったものですが、LEDのおかげでそれも減りつつあります。

信号には丸い灯火のほか、矢印の信号があります。メインの信号は赤であっても、右向きの矢印信号が出ているときは、右のみ進めます。左向きの矢印信号が出ているときは左のみ進めます。時には左右の矢印信号が出ているときがありますが、この場合は左と右のみ進めます。進めるのは矢印方向のみで、直進はできません。

なぜこのように右折の矢印信号が多くなったというと、やはり交差点では右折時における事故が多いからです。通常、右折する場合は、青信号で交差点の真ん中までそろそろ出ていって、対向車線が途切れるのを待って右折します。しかし恐らく判断の誤りでしょう、対向車線で直進車が来るのに、なんとなく右折してしまう。遠近感がないことや、対向車のスピードを見誤る事故が多いです。迫り来るオートバイなどは点にしか見えませんからなおさらですね。対向車はよもや出てくると思いませんから速度を落としていない。そこに見切って飛び出すものだから結構派手な事故となります。

そこで右折信号の登場です。右折信号が点灯しているときは、対向車線側の信号は赤になっていますから対向車が突っ込んでくることなく安全に右折できるのでありがたい。また、さらに事故防止のために、信号が青に変わる場合に直進の矢印のみ出る交差点も増えてきています。この場合は、右折車は停止線から一歩も進んではいけません。中央に出ない分、事故防止になります。

なお、同じ矢印信号でも黄色い矢印信号。これは今は珍しくなりましたが路面電車用で、路面電車のみ矢印の方向に進むことができます。歩行者やクルマは進んではいけません。

ところで右折の矢印信号が出ているときに、その交差点でUターンしてもいいのでしょうか?答えはノー。右折信号は右折のみ可です。Uターンは右折ではないのでNG。

また、右折禁止の交差点でUターンはしていいのでしょうか?これはUターン可です。なぜならUターンは右折ではないから。さらにもう一つ。右折禁止の交差点で、その交差点の手前の家の駐車場に乗り入れた場合。これも右折ではなく横断なので、可です。ただしこれらことは、交番のある右折禁止の交差点では何か言われそうで、ちょっと遠慮したいと思ってしまいます。

[166]座席レイアウトの罠

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ワンボックスタイプのRV車は座席が3列シートになっています。このシートはレイアウトが多彩で、座席を平らにしてベッドのようにしたり、対面シートにしたりすることができ、この自由度が人気の秘密になっていたりします。しかし、この自由なレイアウトが時として大きな落とし穴になることがあります。

走行中に後ろのシートを全部倒してベッドのようにして寝ていて、そこに追突され、寝ていた乗員が死亡してしまった事故の場合、保険金が十分に支払われないケースがあるようです。

この根拠は、走行中は前向きに座席に座り、かつ安全のために後部座席であってもシートベルトをする、というのが運転者に課せられた安全運転義務であるという解釈からでしょう。後ろの座席を倒して寝ていたというのは、それを注意しなかった運転者の安全運転義務違反というわけです。

たしかに、対面座席やフルフラットシートは、安全性においてその状態で走行することを前提としておらず、キャンプ場などで停車中にそういった色々なレイアウトを楽しめる、というものです。対面シート状態やフルフラットにして寝ている状況で事故に遭遇したら、安全であるはずがありません。

走行中は思わぬ事故に巻き込まれる可能性もあります。3列シートの自由なレイアウトは目的地に着いてから楽しむとして、走行中はみな座席を前向きにして、後席といえどもシートベルトをして安全にドライブしましょう。

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[157]混んでいる駐車場で場所取り

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満車の看板が点灯する駐車場。長蛇の列に渋々並んでやっと入ったと思ったら、空いている場所がみつからない。誘導員もいないし、空車の看板があるのにどこだかわからない。そんなこんなででぐるぐる回らされる。そんな時に限って、通り過ぎた後に、丁度出てゆく車があり、そのスペースを後続車に取られてしまって悔しい思いをすることってありますよね。

混んでいる駐車場で場所取りをするには、前方車にぴったりくっついていてはダメです。少なくとも20mは離れてゆっくり走りましょう。そして左右をチェックして、人が乗っている車が無いかどうかなどを探します。買物を終えて戻ってくる客などもその挙動を要チェック。出そうな場合には「出ますか?」などと声をかけてしまうと向うも気を利かして素早く出てくれるようです。場合によっては荷物を置きに来ただけ、という肩透かしを食らうこともありますが...。

出そうな客をみつけたら、手前でハザードランプを点灯してここは「私の場所よ」と後続車にアピール、接近してこないように注意を促します。クルマが出て駐車スペースが空いたら、入り易いよう前方斜めへ進行し、バックで駐車スペースに収めます。

前方斜めに進むのは、その後のバックで入れやすくするためもありますが、それ以外にも「その後バックするよ」というアピールの意味もあります。ただ単にまっすぐ進むと後続車が前に進むのかと思って接近してきて、バックすることができなくなってしまうからです。(意地悪でされる場合もあり)。

日本の駐車場は間隔がせまいので、前方駐車で入れるには切り返しがなかなか大変です。前方駐車を「近所迷惑」等で指示されていないときはバック駐車が原則です。クルマはバックで進むほうが内輪差の関係でスムーズに入れられます。できればバック駐車一発で決めるとカッコいいですね。
2005.11.01
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[107]防衛運転

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よく事故を起こす人がいます。一方で何十年もドライバーをやっていながら無事故無違反の人もいます。これははっきり言って運転の仕方が違うのです。よく事故をおこす人は自分で事故おこすだけでなく、もらう事故も多い。何十年も無事故の人は事故をおこさないだけでなく、もらう事故もない、つまり事故回避術を知っているんですね。よく言われる防衛運転こそ、この事故回避術といえるものです。

防衛運転といっても色々な要素があって、一言で言えば周囲をよく見てメリハリのある運転をするということに集約されます。

防衛運転10則(宮城県運転免許センターより)

1.配慮のテクニック(他人、まわりに対する気くばり)
2.距離確認のテクニック(つかず、離れず)
3.隔離のテクニック(相手から離れる)
4.コントラストのテクニック(めだつような色彩等で)
5.デモンストレーションのテクニック
(自分の意志を明確に、合図やあいまいな動作はさける)
6.辛抱のテクニック(イライラしない)
7.準備のテクニック(先を見こす)
8.計算のテクニック(安全の先取り、危険予知活動)
9.ルート選択のテクニック(道路を選ぶ)
10.余裕のテクニック(ゆとりをもって運転)

配慮のテクニックは一番重要だと思います。しかも気をつけることでできるものです。よく運転する時は、前のクルマではなく、もう1台前のクルマを見て運転しろといわれます。しかし、これは喩えであって、もちろん前のクルマの挙動も気にしていなくてはいけません。同時に後ろのクルマにも気を配ります。追突しそうなクルマの前は走らないことです。これで追突されるようなことは回避できるわけです。

クルマの色にも気を配りましょう。黒やダークな色は視認性が悪く、事故に巻き込まれる惧れがあります。白や明るい色は事故率も低いです。なんとなく事故をよく起こす人は明るい色のクルマに乗ってみてはいかがでしょうか?

乗るクルマの機敏性も影響することがあります。とっさの時に回避できるような運動性能の高いクルマに乗っていると、もらう事故も少なくなります。ポルシェは事故には無縁だといわれている時期がありました。運動性能の高いポルシェはどんな事故も回避できるという優れたクルマの喩えでしょう。しかし、運動性能がいくらよくても運転テクニックがショボかったら話になりません。私は高速道路で事故を起こしくしゃくしゃになったポルシェを見たことがあります。ですからポルシェが事故を起こさないというのはウソですね。しかし、回避能力の高いクルマであることは確かだと思います。

事故をよく起こす人はもう一度「防衛運転10則」を確認してみてください。該当する項目があったら、それを改善してみましょう。事故を起こす確立が減ること請け合いです。

[104]最終減速比

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前号ではマニュアルミッションについて、その変速比の話をしました。ローギアからトップギアまでの間にたくさんギアの有るクロスレシオの5速+オーバードライブの6速ミッションがホットであるという話です。

ところでクルマにはもう1つギアがあります。エンジンで発生した回転を、6速ミッションで変速し、それを車輪に伝える前に減速する役目を持つデファレンシャルギアです。クルマの下に潜りますと、右と左の駆動輪の中間にぽっこり出っ張った部品があります。これがデファレンシャルギア。通称デフギアともいいます。

このデフギアは、左右駆動輪の内輪差を吸収し、コーナーをスムーズに回わるために役立ちますが、その他に最終的に減速するギアもしたためています。そしてこの最終減速比がクルマの性格を決めることにもなっています。前号の例を引き合いに出します。

車名アルテッツァ(2.0L)フェアレディZ(3.5L)ホンダNSX(3.2L)
1速    3.874      3.794        3.066
2速    2.175      2.324        1.956
3速    1.484      1.624        1.428
4速    1.223      1.271        1.125
5速    1.000      1.000        0.914
6速    0.869      0.794        0.717
最終減速比 4.300      3.538        4.062

トヨタアルテッツァ、日産ニューフェアレディZ、ホンダNSXの変速比データに最終減速比を付け加えてみました。

最終原則比は数字が高いほど「ローギアード」であるといいます。そしてローギアードなクルマはエンジンの回転が上がるため、山道などではホットな走りとなります。逆にハイギアードなクルマは、エンジンの回転が上がらないため、高速道路などをクルージングするのに向いており、また燃費の面でも有利です。

上記の例ではアルテッツァが「ローギアード」であり、ニューZが「ハイギアード」です。つまり山道を攻めるにはアルテッツァが面白く、高速クルージングはニューZが快適というわけです。ホンダNSXはその中間的存在です。ただしNSXには最終減速比がもっとローギアードなタイプRというホットモデルもありますが。

最終減速比は、自分で変える事ができます。サーキット用や山道を攻めたい人はクルマによってそれぞれパーツが販売されていますので、チャレンジしてみるのも面白いでしょう。6速ミッション登載モデルならいろいろ用意されていると思います。ホンダなら無限、日産ならNISMO、トヨタならTRDなどを当たってみてください。費用は工賃が結構高く、材料工賃共で10万円~30万円くらいだと思います。

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