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[162]王国ゆえカムリ

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カンボジア旅紀行第二弾です。

カンボジア、特にアンコールワット観光の拠点シェムリアップでは乗用車はカムリしか走っていません。トラックやマイクロバスなどはトヨタだけでなくニッサンやベンツなど国際色豊かです。しかしこと乗用車となるとトヨタのカムリ一辺倒。
ナンバー無しのカムリも平気で走っているカンボジア|たまごやカムリにしても古いカムリもあれば新しいカムリもあります。日本ではビスタとして売られていたものもこちらではカムリという名で売られています。つまり町中カムリで溢れかえっているのです。そしてカンボジアでは乗用車のことを「カムリ」と呼ぶのです。実際乗用車はほとんどカムリですから、そう呼ぶことは全く正しい。

なぜにこれだけのカムリがあるのかというと、おそらくカンボジアは王国だからではないでしょうか?カムリとはトヨタの良心ともいえる車でその名前の由来は冠つまり王冠を意味します。王冠と名づけられたクルマを王を尊敬する国民が愛して乗るのはごく自然なことと思います。しかし、現地の人はそんなこともあまり気にせず、カムリに乗っているようですが。
カンボジア王国ではカムリしか走っていない|たまごや
日本ではカムリはどうでしょう。新型カムリも出たようですが、街中ではさっぱり見ません。日本での人気の無さは、価格が高いことと同じグレードではマーク2(現在ではMARK??「テン」)のほうがステータスが高いこと、そしてそのマーク2よりもクラウンのほうが売れることを考えると、カムリの出番はないといえましょう。

そしてもう一つの売れない理由。それは、カムリが王冠を意味するもの言葉ではありますが、同時に包茎「皮かむり」を想像してしまうことにあると思います。日本人は人種的に包茎が多いので、自分も包茎、クルマも「皮カムリ」では臆してしまうというのが売れないもう一つの理由ではないでしょうか。

余談ですが、昭和の終わりころ、ホンダでアコードとビガーが姉妹車として売られていたことがありました。アコードは売れましたがビガーは売れませんでした。なぜかというと、そのころ包茎矯正パンツに「ビガーパンツ」というのが雑誌などに必ず掲載されていて、ビガーと聞けば、あの雑誌に載っている包茎矯正パンツ、という連想がされたからです。本来「ビガー」とは「勇ましい」の意味。せっかくのネーミングが不運に終わりました。

そのパンツが売れたかどうかはわかりませんが、ホンダはビガーというクルマをあっさり廃止にしてしまいました。しかしトヨタは頑固にカムリを作り続けています。日本のクルマでカムリほどロングランなのに不運なクルマはないでしょう。カムリは実際には良い車なのに残念なことです。

日本ではことごとく失敗しているカムリですが、「王冠」ゆえ外国、特に王国では需要があるのかもしれません。カムリに興味のある人はカンボジアに行ってみましょう。右もカムリ左もカムリ、道路も駐車場もカムリだらけ。輸出用左ハンドルモデルから日本の右ハンドルモデルまで、全型式が揃っています。カンボジアはカムリ博物館。カムリのことを調べるのならカンボジアに来るべし。

2006.05.09
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[161]シェムリアップの交通事情

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先日カンボジアに行ってきました。他国の車事情などをぼちぼち書き進めていきますのでよろしくお願いします。

さて、カンボジアといえば世界遺産のアンコールワット。そしてそのアンコールワット訪問の拠点となるのがシェムリアップという町です。首都はプノンペンですが、国際空港があり海外からの観光客が訪れるシェムリアップはプノンペンより活気があるといえます。

カンボジアは右側通行です。クルマよりもバイクのほうが多く、バイクの流れの中をクルマが縫って走る、という感じです。バイクは水のようなものですからよけなくても大丈夫で、バイクのほうがよけてくれます。そもそも道路にセンターラインというものもないのですが、中央をはみ出して対向車線のバイクが来ても、それでもバイクのほうがよけるのです。

バイクと自転車などの接触事故は旅行中にも目撃するくらい多いですが、けんかはしていますがまもなく何事もなかったようにそれぞれの家路を急ぎます。

カンボジアは一年の半分が雨季で、その時期はトンレサップ湖が13倍にも湖面を広げます。その結果、道路も平原も水浸しになります。道路を作っても水没してしまうため、道路の整備がなかなか進まないのです。

郊外でも国道はアスファルトで舗装はされていますが、センターラインは無く、歩道も区分けされていません。しかし結構なスピードで走り、前に遅いクルマがいると追い越しを仕掛けます。その場合は必ずクラクションを鳴らし、追い越すよ、と合図します。カンボジアではクラクションをよく鳴らしますが、怒っているわけではなく、相手に合図を送るために使うのです。

シートベルトもしないし、信号や標識などの整備も遅れていますが、その割りに事故が無いのはお互いによく見ているからでしょう。日本などは信号や法律に従順ですが、その割りに相手を見ていないため、大きな事故が発生することがあり、カンボジアの交通事情から学ぶべきことは多いと思います。
2006.05.02

ガイドブック D22 アンコールワットとカンボジア
地球の歩き方編集室
ダイヤモンド社 (2005/11/12)

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[091]ミニ話

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今から43年前、「ミニ」はイギリス内にはびこったドイツの小型車を駆逐すべく、純潔イギリスの小型車として開発されました。開発したのはBMC(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)という会社ですが、販売店の系列があり、モーリスでは「モーリス・ミニマイナー」、オースチンでは「オースチン・セブン」としてデビューしました。いわゆる双子車です。

その後生産元はブリティッシュ・レイランド、オースチン・ローバー等と名を変え、2000年の生産中止までの42年間で約538万台を生産しました。

「ミニ」の開発に要求されたコンセプトは「大人4人が無理なく乗れてスピードも出て、経済性にも優れ、高度な走行性能と快適な乗り心地も両立する。というものでした。ところがBMCに存在するエンジンでは大きすぎてとても無理。そこで最初から根本設計を見直し、エンジンを横置きにして、トランスミッションをクランクシャフトの真下に置くなど、今までにないレイアウトを採用しました。

結果できあがったクルマは全長わずか3050mmというコンパクトなボディサイズに、四輪独立懸架、フロントエンジンフロントドライブという、現在のコンパクトカーの原型を作ったのでした。

しかし、その42年のあいだコツコツ改良されてきたかというとそうではなくいかにもイギリス車の無骨さといいかげんさを備え持ったクルマで、刻々と進歩するドイツ車とは対照的です。したがって、その可憐なスタイルとは裏腹に乗りこなすのは大変。例えば、イギリス車の伝統で電気系統はものすごく弱く、雨の日や夜はなるべく乗らない方がよい。また、寒冷なヨーロッパ車の常で日本の暑さに弱くオーバーヒートなどしょっちゅうだといいます。しかし、できの悪い子ほどかわいいというのか、熱烈なファンも多く、生産中止となっているにもかかわらず今なお部品に事欠くことはないともいいます。

日本でもイマイチ売れなかった原因は上記のように国産車では考えられない故障が日常茶飯事に起こるということ以外に、日本には軽自動車という枠があったことも原因の1つです。

ミニはボディこそ小さいけれども、エンジンは1.3リッターあり軽自動車の枠にはまらない。当然小型車として登録するしかなく税金も小型車並。それならば軽自動車の方がよいということになり日本での売れ行きがイマイチ伸びなかったのです。

さて、2000年に生産中止になったミニですが、今年3月に新しいミニとして復活しました。今度のミニはイギリス産ではなくドイツのBMWが生産しています。イギリスの伝統的なクルマであるミニがドイツのBMWによって復活したというのは驚きであり、昔を懐かしむミニファンにとっては微妙な心境でしょう。

しかし、時代とともに生きていかねばならないとすれば、ノスタルジックな気分に浸ってばかりもいられません。BMWミニは新しいボディをまとい、心臓部もかなりパワフルで魅力的です。古き良きミニを愛する私ですが、新しいミニも拍手を持って迎えたいと思うのであります。

新生「ミニ」のトップモデル「ミニクーパーS」はインター・クーラー付きスーパーチャージャー搭載の排気量1.6リットル直列4気筒エンジンを採用し、最高出力163ps(120kW)/6000rpm、最大トルク22.3kgm(219Nm)/4000rpmを発生する。 ボディカラーには、2色の専用カラー(エレクトリック・ブルー・メタリックとダーク・シルバー・メタリック)を含む8種類を用意。右ハンドル仕様。価格は6速MT車で260万円。製品名 MINI COOPER S

[020]シボレーカマロ

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昔、真っ赤なシボレーカマロに乗っていたことがある。カマロとはアメ車だ。アメ車とはアメリカ車のこと。わかってるって?

燃費はそう、5km/Lくらいだったでしょうか。でっかいボディに左ハンドルは実に運転しずらい。後ろの座席は狭いし、トランクを開ければこれまたでかいスペアタイヤが鎮座していて荷物なんか積めやしないぞ。後方視界はほとんどゼロ。造りはめちゃめちゃ悪くドアなんか曲がってついていた。ドアとボディの隙間なんか上の方は2mm位なのに下の方は1cmくらい空いている。

それでもせっかく買ったクルマだ。休日は手入れに余念がない。しかしワックスをかけていてゲゲッと思った。下の方の塗料が完全に塗れてなくてザラザラ。それでもV8、5.7リッターのエンジンはすごいパワー・・・と思いきや・・・。なんと高速でも130kmしか出ない。なんだこりゃ?いやになって3ヶ月で売ってしまった。アメ車とはこういう代物である。こういうことを納得して乗るのがアメ車。しかしなんとなく憎めないのもアメ車。

アメ車にも良いところはある。それは、安全性だ。アメリカは道路が広い。したがって運転もおおらか。スピードも出す。だから事故が起きると大変だ。前後左右あらゆる角度から衝突しても、乗員は死なないようにできている。最近になって国産車にもゾーンボディとかゴアとかいう衝突に対しての対策をするようになったが、アメ車はとうの昔から対策済み。アメ車のドアなんぞ昔から分厚くて重たいのだ。

またヘッドライトも、オフセットつまり引っ込んで装備されている。これは前方衝突した時にヘッドライトが損傷しないようにするためだ。アメリカは広いので一晩走っても町にたどり着かない事もある。ヘッドライトの損傷は命にかかわるのだ。

装備に関してもシンプルだがちょっとやそっとでは壊れないようにできている。たとえばサイドウインドウ。壊れて閉まらなくなったらどうします?日本だったらちょっと我慢して修理工場まで走れば事足りる。しかし、アメリカのアラスカあたりで窓が閉まらなくなったらそれは凍死を意味する。アメ車を買うということはその信頼性と頑丈さを買うことにほかならない。

最新型カマロはこちら
http://www.chevrolet.co.jp/

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