要件:
「田中」は自分と同じ社内の人間である
「田中」は自分の上司である
「田中」は休暇をとっている
「田中」に用事のある得意先からの電話に自分が出た場合

ビジネスマナーにおいて表題の言い方
「田中は本日休みをいただいております」
は正しいでしょうか?

いろいろなマナー本やネットを検索しても、これは間違いとする意見が多数です。その理由は...

いただいております→休みを与えているのは会社であって得意先ではない

そしてこの場合は
「田中は本日休みをとっております」
が正しいとするものです。

ほんとうでしょうか?

訪問先の玄関で靴を脱ぎます。その場合の作法は?

玄関から框(かまち)に上がるときは正面を向いて靴を脱ぎ、そのあと、靴を玄関の戸つまり外に向かってつま先を向けで置きなおします。これを出船にそろえる、といいます。面倒だからといって後ろ向きに脱がないようにしましょう。でもこれは意外と知られていることですね。

では、脱いだ靴を靴箱に入れるときはどうでしょう。学校など集合下駄箱に入れるときは靴のかかとに名前を書く都合があったりする場合は、かかとを手前に入れることが多いでしょう。

しかし、これは「出船マナー」的には間違いです。

靴箱に入れるときは、つま先を手前にして入れます。これは、靴箱の奥が中、手前が外に当たるので、つま先を手前にすることが「出船」になるからです。靴はかかとよりもつま先に特徴がありますから、つま先を手前にするほうが自分の靴がどれなのかわかりやすいというメリットもあります。

同様に、脱いだ靴を壁に寄せる場合も、壁側にかかとがくるように、つまり壁を背にして靴をおきます。これが出船になります。見た目にもこちらのほうが美しいでしょう。

【関連記事】
[336]玄関の履物は出船に揃える

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著者プロフィール

たまごや
1954年1月東京中野区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。現在茨城県にて有限会社たまごや主催。独自の視点によるコンテンツの発信と「感動の園芸・儲かる農業」をテーマとした肥料販売サイト「たまごや商店」を手がける。