[070]トイレチェック(2)

私はマナ美とは別に「ファミレス様、覚悟せよ!」を書いていますが執筆する都合上ファミレスに入ると必ずトイレチェックをします。用が無くてもトイレに入り写真をバシバシ撮ってきます。そしてあとでぼろくそ書くわけです。

新しいファミレスはほとんどウォシュレットが入っていますが、ウォシュレットは装置が込み入っている為掃除が行き届いていない場合が多い。とくに男子用トイレで小便器がない場合は便器がびしゃびしゃになって異臭を放っていたりします。ファミリーを対象にしているレストランだからもう少し考えれば良いと思うのですが。ということでファミレスにウォシュレットは不要。

ファミレスできれいなトイレは、そう言うわけでウォシュレットじゃないほうが多いですね。古いレストランは見た目は古いけど掃除が行き届いていて、それだけで気持ちが良い。便器もタワシでこすっただけではなく、雑巾で回りを拭き清めてあります。こういうレストランはもてなしの心が窺えます。

さてデニーズでは従業員が出社したときに、まず客用のトイレに入り水跳ねをペーパーで拭き取り、鏡を磨くという作業をします。ゴミ箱から使用済みのペーパーが溢れてないか、石鹸水が切れてないか、チェック項目は意外とたくさんあるのです。これらの作業をするのは紛れも無くお客様に気持ちよく使っていただきたいからです。

これは別に従業員でなくても、あなたがやっても一向に構わない。自分がトイレに入ったとき、きれいに拭き清められていたら気持ち良いでしょう。その気持ち良さを次に使う人にも感じてもらう。便器を汚したら、そこにペーパーがあるのだから一拭きすればすむことです。

水跳ね一つ無い洗面台で気持ち良く使ったら、自分も水跳ねをふき取ってみましょう。ホテルのバスルームの様に一滴の水滴も残さない。これはやりだすと結構ハマります。

ちなみにホテルのルーム係はバスルームの清掃には一番気を使うそうです。1滴の水滴が残っているだけで「使用後」という印象を与えてしまうからだそうです。特に大変なのがラブホテル。客の入れ替わりが頻繁ですから掃除も大変。

トイレはマナーを忘れやすい場所といわれます。誰も見ていませんからね。ですが誰も見ていないからこそ、日頃の心がけが生きるってことです。トイレであなたのマナー度がわかる。早速今からトイレチェックにGO!

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