[063]結婚のお祝い金

私事になりますが、春には姪が結婚します。夫婦で結婚式・披露宴に参加となると一人あたり5万円として10万円が飛びますな。フトコロ事情は厳しいものがりますが、まぁ一生に一度の結婚式なので祝ってやりたいと思います。(注:一生に一度=一般論)

さて、結婚のお祝い金ですが、披露宴に招待された場合とそうでない場合とでは金額が違ってきます。披露宴には一人あたり1~2万円くらいの食事代がかかりますので、お祝い金の部分にその分を加算しなくてはなりません。披露宴に呼ばれなかった場合が1万円とすれば呼ばれた場合は2~3万円となります。

「2万円」は割れるので縁起が悪い、という方もいらっしゃるようですが、3万円はちょっとキツイ場合が多いでしょう。縁起を担ぐ人は3万円でいいと思いますが、若い人は無理をする必要はありません。ですが極端に豪華な披露宴の場合は3万円包む場合もあります。4万円という金額はさすがにやらないようです。夫婦で参加する場合は3万円。それで少なければ5万円ということになります。

挙式と披露宴の両方に出席する場合は、友人といえども親戚同様とみなされますので、披露宴のみの場合とはやはり若干金額が違います。プラス1~2万円は上乗せする必要があります。この場合のお祝い金の目安は友人クラスで3万円、叔父叔母ならば一人3~5万円は覚悟しましょう。

遠方からかけつける場合は、旅費や宿泊費が招待側が受持っている場合は祝い金は相場で。旅費や宿泊費が本人負担の場合は少し減額してもおかしくはありません。ですが、こういう場合なかなか減額はできません。かといって旅費宿泊費はばかになりませんので、招待側の気配りを期待したいところです。

披露宴に招待されていない場合は、親戚関係でも1~2万円でもおかしくありません。上司が部下に贈る場合でも1万円で十分です。同僚が贈る場合は個人では3~5千円となるでしょうが、2千円づつグループで集めて「同僚一同」とするのも方法です。

その場合よく品物を贈ることがありますが、事前に何がほしいかを聞いてその品物を贈るようにしたほうが合理的です。新婚の時は何かと物入りなので品物よりも使い方が自由な現金の方が喜ばれるかもしれません。

余談ですが、品物で贈った場合、離婚沙汰になった時にその品物を返す風習が一部の地方であったりしますが、贈った品物をいまさら返されても困るのが現実です。その点現金なら返してもらっても困りませんが、不思議と現金の場合は返ってこないようです???