[045]見合いの席次

友人の紹介など、気心が知れている場合は、見合いといっても堅くならず、二人で会うのも良いですが、正式な縁談を経て見合いをする場合は、世話人と付き添い者を交え、席を設けるのが正しいやり方です。

世話人は縁談を持ってきてくれた人がなりますが、ここで問題なのが付き添い人を誰がするかです。会社の上司や学校の先輩、親しい叔父さん叔母さんが良いでしょう。ご両親は遠慮してください。ご両親が出席すると、主役が誰だかわからなくなってしまうことが多いので。

席次は、本人、付き添人、世話人が、正面にならないようにします。本人同士真正面になってしまうと話しづらいですよね。

例1:
女性付き添い人●●男性本人
女性本人 ●●男性付き添い人
女性世話人 ●●男性世話人

例2:

女性世話人 ●●男性本人
女性付き添い人●●男性付き添い人
女性本人 ●●男性世話人

上座がはっきりしているところでは、世話人が上座、その隣に男性本人、付添い人の順になります。

見合いの日取りは、吉日の午前中と決まっています。しかし、今では忙しい世の中ですので、それにこだわることは無いでしょう。ゆったり時間がとれる休日を世話人が決めます。食事はしないほうがよく、軽食かお茶とお菓子程度にします。食事をすると、場が重くなってしまいます。気を使わなくて良いように、食事をするのは見合いが終わって次の段階にします。

会場は、必ず見合いの席ということで予約します。そうすれば見合いに応じたセッティングをしてくれるはずです。かといって、個室は静か過ぎるのでさけます。また、正座を強いる和室より洋室のほうがいいでしょう。