披露宴」タグアーカイブ

[11]思いっきり披露宴

第11回

思いっきり披露宴

朝夕は涼しくなりましたね。ご報告です。マガジンの第一回目に登場したI君がこの度めでたく念願が叶い、ラジオの番組を担当してラジオから声が流れる事になりました。夢の仕事に就職できたと報告する彼はとてもさわやかで、これからの成功を祈るのみです。

さて、今回は、今までに見た披露宴でさわやかで好印象のオリジナルをご紹介しますね。

まず何より、お二人もご家族も心から喜び当日を迎えられた披露宴で、あらゆるものが手作りのプレゼントです。人前式での指輪はいとこの手作り。リングピローはお母様、ウエルカムボードの枠はお父様で木製にペンキの色が会場にぴったり「ようこそ」と書かれたその味わいのある文字はお習字の先生の新婦のお姉様、会場の花は新婦を小さい頃からかわいがって下さったご近所の花屋さんが心をこめて。。丸い長テーブルにクリーム色に白のテーブルクロス、中央にグリーンのつたがはっているようで、そこに小さいスイカとトマトがアレンジされていてかわいいイメージでした。会場は国の無形文化財に指定されたホテル。レトロなムードが漂い最高です。

テーマを決めてとことんこだわるのはいかがでしょうか。レトロ、和風、洋風、手作り、おいしいお料理、音楽、衣装、会場生花、また、お二人の思い出にちなんで、ご両親に感謝を込めて、など。

演出では相変わらず、ケーキ入刀が行われていますがフアーストバイトのシーンもお二人の人柄が現れなかなかいいコーナーですよ。あとご両親にもケーキ入刀をしていただくとけっこう盛り上がります。ケーキ入刀では子供たちを集めてシャボン玉を吹いてもらったこともありました。(できない会場もあり)この他にお二人への花束のプレゼントやリングボーイフラワーガール、余興での子供のコーナー等意外と子供たちの出番があるとその親御さんや祖父母に喜ばれますよね。

インタビュー、テーブルスピーチ、ゲームやくじの抽選でプレゼントも楽しいですが、すべて程よい時間で切り上げる事、何かポイントを絞る事も大切ですね。やはり司会のやり方にかかってますよね。

明瞭なよく通るいい声で、さわやかな人柄を表す笑顔。そんな司会者に出会えたらいいですね。でも、くれぐれも打ち合わせを司会者の面接とまちがえないようにお願いしますね。せっかくのご縁ですから、仲良くやりましょうね。そして思いっきり個性的で納得の披露宴を作りましょう。

2005.09.01

[10]披露宴の作り方(その3)

第10回

披露宴の作り方(その3)

この夏、花火を見に行きましたか?花火がボンと音を立てて開く瞬間は感動しますね。また誰と一緒に見るかが大切ですよね。この夏の素敵な思い出と共にまもなく披露宴を迎える皆さん。今回はプロフイール紹介の映像編です。

まず会場の音響設備が必要ですが、スクリーンやマイク、スピーカー等が悪くてはどんな演出も台無しです。打ち合わせで担当者にそんな事を聞いたら嫌われてしまいますので、さりげなくこれまでの評判など調べておきましょう。

以前はお二人の思い出のアルバムから写真をスライドにしたり、ビデオに収めたものを列席者にスクリーンで見てもらい司会者のコメント入りで紹介する事が多かったようですが、最近はほとんどパソコンで編集した映像です。文字で説明入りのものが多くプロジェクターを使って映します。また、バックに流れるBGMによりイメージが全く違ってきますので、がんばってこだわりの一曲を探してくださいね。コメントなしで音楽の歌詞やイメージで、お二人らしさを出せたら素敵です。ここで、最近、いいなーーと思った方法を少しご紹介します。

映像の初めにご両親の結婚式の時の写真を取り入れて、こんなお二人から誕生したというイメージでお二人の赤ちゃんの写真へと続けるというもの。ご両親に内緒にすると当日すごく盛り上がります。

会場にお客様が揃い、まもなく新郎新婦を迎えるという時間に会場の照明が落ち、司会者のコメントと共に音楽が流れスクリーンに映像が映し出され、ラストのお二人のツーショットから会場入り口にスポットが当たり、新郎新婦の登場。これから始まる披露宴の雰囲気作りに最高です。

他にどんな時に映像を取り入れるかと言うと、

  • 披露宴の中で人前式を行い、花嫁が白無垢から色内掛けへと代える時間を借りて
  • 開宴の辞の後、媒酌人がいない場合、プロフイール紹介を兼ねて
  • お色直し退場中(これはあまりお勧めしません。それは、映像の為に会場を暗くすると、歓談もお食事もゆっくりできないからです。)
  • キャンドル・アクアサービス中、スクリーンにさりげなく映してお二人が挨拶にくるまで、お客様に見ていただく

など。

いずれにしても、披露宴に列席している皆さんにお二人の成長ぶりを見ていただき、こんな二人ですが、これからも宜しくという気持ちが伝えられたらいいですよね。

2005.08.19