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今回は上品で、きれいな言葉づかいについてです。
一般に「すみません」は便利な言葉として様々な場面で使われていますが、お嬢様学校で有名な学院では「すみません」を使わないように指導をされるそうです。
この「すみません」を様々な場面別に違う言葉に置き換えますと、
(1)きちんと謝罪する時には:「申し訳ございません」「お詫び申し上げます」
(2)人にぶつかってしまった時などの軽い謝罪の時には:「失礼いたしました」
また「すみません」はお礼の言葉にはならないそうです。
(3)席を譲ってもらった時などは:「恐れ入ります」
(4)何かをしてもらった時には:「ありがとう」「どうもありがとう」
このように置き換えると、ただ「すみません」よりも上品な言葉づかいになると思います。
よくレストランなどでウェイトレスに「すみません」と声をかけたりしますが、高級ブティックや高級レストランでは声をかけずに、目で合図するのがマナーです。
もし、「すみません」という言葉が出てきそうになりましたら、「恐れ入りますが」「失礼いたしました」「申し訳ございません」「どうもありがとう」のいづれかに置き換えてみるのをお勧めします。
また、建物に入る時には後ろの方の為にドアを手で押さえておく事は基本のマナーですが、その時にドアを押さえていて下さった方には「ありがとう」と一言お礼を伝えましょう。エレベータのドアを開けて自分の為に少し待っていてくれた方にもです。
ここで間違っても「ごくろうさま」とは言ってはいけません。
「ごくろうさま」というのは同等以下の人にかける、ねぎらいの言葉です。上司から部下へ、同僚から同僚にかけることはあっても、下位者から上位者に対しては使いません。部下から上司に対しては「お疲れさま」です。
荷物を届けてくれた方には、こちらが客になるわけですから「ごくろうさま」となります。
次回は詳しく「敬語をもう一度見直す」というテーマで、尊敬語・謙譲語について取り上げたいと思います。
磯部らん
2002.10.16
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