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第26回
手紙
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最近、手紙に代わって、パソコンのメールや携帯のメールなどが、手軽で気軽に出す事ができると言う事もあり、葉書や便箋を使っての手紙は、書く機会が減ってきています。
相手に対して、文章を手紙で送るといったら、年賀状やお中元、お歳暮のお礼の葉書、またプレゼントに添えるメッセージカード、一年を通して考えてみてもこれくらいではないでしょうか。
その中でも、パソコンで刷られた宛名など、ちょっと味気ないな、と感じるこの頃です。
昔は、お正月、両親に届いた年賀状を見るのが楽しみでした。当時は、パソコンはおろか、ワープロもなく、すべて手書きの「味」のあるものばかりでした。
筆で書かれた達筆な字や墨絵、絵手紙の様なものから、木版画、芋版、あぶりだし文字などなど、楽しいものばかりでした。
最近は写真も多くなり、これはこれで長年会っていない友人の子供の成長がわかったり、嬉しい事も事実です。
1年ほど前から、知り合いになった70代の方と手紙のやり取りをするようになりました。2、3ケ月に一回くらいのペースです。その方とお会いしたのは、美術大学で行われた公開講座の時に、画材屋で絵の具についてお話したのがきっかけでした。
私が好きな油絵を描かれている事や住んでいる地域が近かった事もあり、展覧会の案内を送って頂いたりしています。
久々に便箋を使うということで、普段横書きに慣れてしまっている私としては縦書きの文章などを書くのは、始めは苦痛でした。ですが、上手、下手は関係なく、手書きの文章は、相手への思いやりや温かみをより感じる事が出来て、改めて手書きの文章っていい事だなと感じました。
これを機に私は、昔お世話になった人に年賀状以外で、手紙を送ったりしています。すると、そこからまた新たな手紙のやり取りや始まったり、知りたかった情報を教えていただいたり、そんな出会いや手紙のやり取りを嬉しく感じています。
昔、お世話になった恩師や上司、知り合いなどに手紙を書いてみるのも素敵だと思います。
もちろん、気軽に出せるEメールも、お礼の返事なども素早く出せるので便利です。それに、余り親しくない人にいきなり自宅に手紙を送るというのは、今の時代ですと、行き過ぎだと感じられてしまう事もあるといけませんので・・・Eメールは、なくてはならないものですね。
私はこの手紙を書くという事から、もっと上手く字が書けたらと思うようになり、ペン字の講座を受講したり、普段以上に便箋や封筒、記念切手などに気を配るようになったり、なかなかいい事尽くめです。
また、メールといえば読者の方からのメールも、私に元気を与えてくださいます。読者の方から、教えられることも沢山あります。
いつか読者の方のメールも紹介できたらと思っています。もちろん、送って下さった方には、迷惑が掛からない範囲で、読者の方からの参考になる意見やお勧めの本なども皆さんに知って頂けたら、と思うことがいっぱいです。
この場を借りまして、励ましのメールや様々な意見、感想など送って頂いている事に、ありがとう。いつも感謝しています。磯部らん
2003.07.16 |
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