[335]健康第一(3)

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予防と言えば毎年インフルエンザの季節になると予防注射を受けるようにしています。数年前、単なる風邪と甘く見ていたものが肺炎になりあの世へ半分足を入れてしまったので、それ以降は予防注射は私の冬の恒例行事の一つ。

予防注射を受けるとき、まず掛かり付けのお医者様に予約を入れます。そこで「予防注射」という診断書を持って薬局へ行き薬と注射器を購入。ここで、普通の人はこれを自分で注射するそうです。(私のフランス人同僚達はみんな自分でやると言ってました。)私の「怖いもの集」のひとつが注射なので自分では出来ない。それを持って先生の所に戻ると「自分でやっても良いんだよ 」と言われびっくり。私はジャンキーじゃないんだから注射の打ち方なんて知らないし、それに打った後注射器とか針とかどこに捨てれば良いんでしょう。同僚いわく燃えないごみに捨てるらしいけど。。。。それって違反じゃないの?

先生は医者であって福沢諭吉じゃないから、注射器と針の行方、道徳観念というのは関係ないらしい。どこに捨てようが、ドラッグに使用なんてのは知ったことじゃないらしい。この国の麻薬問題が減少しないのはモラルの低さとこのようないい加減さに基因するのではないかと。

今年の新型で悪性インフルエンザの蔓延に伴い社会保険事務所から「新型インフルエンザの無料予防注射」の案内が届き出かけました。接種は赤十字のスタッフによりもちろん注射器も針もその場で破棄。先生からこのワクチンが普通のインフルエンザよりも強いので後で発熱の恐れを警告を受けたものの、その後、特に問題もなく週末は健やかに過ごせた。のですが、月曜日の出勤ラッシュに戻ったらメトロの中で急に悪寒がして呼吸困難となり途中下車。ホームで30分ほど休んだものの今度は嘔吐。すごい月曜日の朝となり、ふらふらしながら家に戻り休暇を取りました。悪寒と発熱が夕方まで続き夜になったら落ち着いたので翌日から出勤しました。

私が勤務する朝の勤務先の病欠扱いは欠勤3日目以降、それも医者の診断書がある時のみ。そうでない場合は有給か無給の欠勤扱い。午後からの勤務先は日雇い契約なので欠勤すると全く収入がゼロ。そのせいか、朝の同僚達は病欠すると最低1週間は欠勤する。そしてその診断書にはお約束のように「軽症のうつ」「ストレスによる心労」とある。そして長期休暇と診断書付き病欠の繰り返しでいつ働くんだろうと不思議に思う私。

夢路とみこ

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にも書いたことがありますが、海外生活で一番心配なのは突然の病気や怪我。貧乏は耐えられてもこれら二つは耐え難く、生活は切り詰められても健康はそうにも行きません。一応には気を遣っているものの、やっぱり人生も平均値の半分以上を生きたせいか、あちらこちらにガタが。そうなっていしまった以上、メンテナンスに努力をしなければ。海外では医療費が高い上に保険もイマイチ複雑なんです。

例えば日本なら社会保険にあたるSECUセキュ、治療費の一部を国が負担してくれる点は日本と一緒だけど、日本のように個人が全体の一部を負担するのではなく、こちらでは個人が全体を負担し、清算書をセキュのオフィスに郵送し7週間後に払い戻しが来るというのです。つまり受診するまえにある程度の費用を持っていないと治療すら受けられないのです。清算書の郵送が遅れると払い戻しも遅れる、そして払い戻しの額も大したことないというのが事実。

フランスではかかりつけの内科医を指定することが義務付けられています。その医者からの診断書なしに専門医に直接行くと、このセキュの払い戻しがないという事もあります。眼科、歯科、婦人科のような特殊専門医は別ですが、でも外科に行く前にまず掛かりつけの内科の診断書という流れです。ですから治療を受けるとき、まず掛かりつけの内科医に予約を取ることから始めます。先生が夏休みとかの休暇シーズンに入って不在だと大変。

急病の時はSOS何とかというその専門へ行けるけど、そうでない場合は掛かり付けが戻るのを待つか他のお医者様の所へ。でも他だと診てもらっても、やっぱりその先生の処方箋をもらっていつもの先生の所に戻らなければなりません。私の掛かり付けだから。ただ診て貰うだけでも基本料金の25ユーロに対する保険の払い戻しは7ユーロとかそんなもの。それも1ヶ月とか2ヶ月あとで忘れた頃に口座にはいっている。

セキュリティーソシアル(社会保険証)のカードを行きつけの薬局に登録すると保険適用のものについてはその場で支払う必要がないと聞きます。気の利く薬局は登録してなくても代理に手続きをしてくれるので、そこで薬を購入すると保険適用後の価格で買えます。処方箋とは関係ない薬品については、モンパルナスやオペラ座の格安薬局で購入。後は中華街の漢方薬局があるから大丈夫。でも普段から薬の代わりに中国茶やハーブティーの摂取で予防に余念がありません。

夢路とみこ

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