[006]マスタード博物館-ディジョン名物と言えばマスタード

ディジョンの名物と言えばすぐ浮かぶのがマスタード。これは日本人にとってのお醤油と同じで食卓には欠かせない調味料の一つ。彼のブルゴーニュ大公はこれが大変お気に入りで大宴会には必ず使っていた様ですが、各地か来たお客様へのお土産に一樽のマスタードを贈ったという逸話もある位です。

マスタードはディジョンの名物だからMOUTARDE DE DIJONとラベルに書けるものはディジョンとその近郊で製造された物のみ。でも、ディジョン市内にはもうマスタード工場はなく、その殆どが近郊の町です。最も有名で日本進出も果たしているのがAMORA-MAILLE。ギャルリーラファエットの側にあるこの店の本店はウィンドーを覗くだけでも楽しい。スペインのマジョルカ島で焼かれ手書きのイラストが美しい壷は高いけど恰好のお土産品。昔はマスタード行商人がいて人々はマイポットで買いに来ていたそう。

マジョルカ焼きは高いのでちょっと、というならオリジナルの壷はどうでしょう。ドラフトビールのプレス器からフレッシュマスタードを入れてくれます。その他、珍しいものとしてムルソー村のワイン入りフレッシュマスタードがあります。

この会社を有名にしたのはMOUTARD AU VIN BLANC―白ワイン入りマスタード。製造行程で通常はワインヴィネガーを入れるのですが、加えて白ワインを入れる事で味が更にまろやかに。白ワインもムルソー村と言えばブルゴーニュ地方でも超高級白ワイン産地のものならば絶妙な味です。その他にシャブリ、コニャック、カシス入りとまるで絵の具セットのようです。

ディジョンとマスタードの関係を更に知るなら*マスタード博物館へどうぞ。運河の側にありAMORA-MAILLE工場敷地内です。入り口から既にワインビネガーの香りがします。ここでは栄華を極めその領土はフランドル地方、ベルギーやルクセンブルグまで及んだというブルゴーニュ大公家の歴史について知る事が出来ます。ワインの守護神である聖ヴァンサンはマスタードの製造にワインヴィネガーを使用する事からこちらの守護神も兼ねています。

AMORA社の名前はAROMA(味わい)を捩ったものである事を知り、ロートレックやウォーホルを思わせるようなレトロなポスターの数々を見る事で貴方のマスタードに対する関心は更に深まって行く事でしょう。仏語が分らなくても充分に楽しめる博物館です。

La Musee AMORA:観光局にて入場券を購入し地図をもらってください。毎週水、土曜午後3時半から仏語ガイドつきでの一般公開です。

夢路とみこ

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[172]マスタード博物館(2)

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