2006年8月アーカイブ

[227]医療技術世界一は本当?

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らしい、だからサッカーのロナウド選手もアラファト議長もアメリカを選ばすフランスに治療に来たと同居人は豪語する。でも、それなら私の背中の痛みなんてチョチョイのチョイ、チチンプイプイでしょうが、と文句たらたら。猛暑だし、寝返り打てないし、立ったり座ったりするだけで背中にお灸を据えられたように痛いから悲鳴をあげる。

この国の病院は日本のそれとはすごく違う。まず、内科医が掛かりつけの医者であり、そのクリニックはまるで弁護士事務所。診察台がなければ絶対に医者だと思えない。まずかかりつけの医者に行き診断を受ける。そこで処方箋を書いてもらい専門医へ行く、薬局に行く、レントゲンも同じ。かかりつけの医者に予約を入れる、専門医に予約を入れるととにかく待たされることが多い。どうしても待てないときは救急病院があるようで、そこまで行くと日本でイメージする白い巨塔の世界に入るわけですよ。

事故から4日後にやっとかかりつけの医者に見て貰えた。レントゲンを撮らないと判断出来ないと言うので、レントゲンクリニックに予約の電話を入れる。でも処方箋の文字が仏語のミミズ文字だから読めない、仕方ないのでクリニックまで処方箋を持って行く。予約が取れたけど翌日。痛い思いをしてここまで来てるのに、明日?涙がチョチョ切れる。撮れたレントゲンを見て先生は「肺に水が入ってるね、もう一度この部分大きく撮って貰ってきて」とまた処方箋。それ持ってまたレントゲンの予約を取りに行くけどまた翌日。

かかりつけの医者が処方した痛み止めは痛みが止まらない上に副作用で胃が痛くなる。同居人がくれた痛み止めは痛みは止まるが眠くなって日常生活が出来ない。呼吸もしにくい。ひっくり返ったゴキブリ状態が続くのを哀れに思った同居人は接骨院を予約してくれた。今度はそちらにレントゲンを持って出かけると「これね、患部の写真じゃないよ。患部は下だよ、もう一度撮ってもらって」というものの接骨院では処方箋が出せない、再びまたかかりつけの医者に出向き処方箋を貰う。猛暑の中、この移動は地獄。

とにかく痛いので、何か気休めにでも薬を飲んでいないと暑さと痛さで発狂寸前でした。手持ちの痛み止め全部飲んでたら、痛みは止まりだしたものの、今度は極度の痒みが。かかりつけの医者曰く、薬のカクテルで変な副作用になっていると。薬を止めたらやっと回復してきた。この国の医療技術世界一って本当かな。

夢路とみこ

[226]旅のヒント(7)

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旅行計画するときに私もそうだけどいかに出発前のコストを押さえ現地で余裕を持つかですが、旅行保険をおろそかにしてませんか。「転ばぬ先の杖」って言葉これのためにあるようなもんですよ。

先のチャリツアーで私は事故った。自転車には慣れているし、このツアーに参加するのも初めてじゃないからと高をくくっていた。猛暑ということもあり、スカートで、そして自転車に慣れているという慢心から、スタート合図に慌てて男性用のサイクリング車を掴んでしまった。サドルを落としても足は片方しか着かない、でも、もう皆待ってるから今更女性用の低いのには替えられないと思いそのまま参加、それが馬鹿だった。

始めは快調だった。サンジェルマン界隈をチャリ散策しているときは足が着かないことも気にならず鼻歌も歌えた。サン・ルイ島で停車してみんなで名物ベルティロンのアイスクリームをほおばる時も楽しかった。しかし、悲劇はその後に。。。横断歩道を渡ろうとしたら、乱暴なドライバーが急ブレーキを掛けたので前列の人たちがいきなり停車しだした。皆は順序良く停車しているけど、足の着かない私は足がサドル前のバーに絡まり背中からのけぞるように転倒。最悪なことに地面には石がありそれが私の背中を直撃。聖クリストファーのペンダントが私をまたまた救い、頭には異常なし、その瞬間は背中がちょっと痛かっただけ。すぐにチャリにまたがり皆においついてツアーを続行、終了してから問題が。

解散してから背中が腫れだし歩けない。呼吸も上手く出来ない。タクシーで帰宅した。週末のためかかりつけの医者には行けず月曜日に電話したら、緊急なのに水曜日まで待たされる。出張から戻ってきた同居人はひっくりかえったゴキブリのようにあえぐ私を見て、薬をいろいろ出してくれるものの痛みが治まらない。夜中も痛みでうんうん泣いていると水と薬を持ってきてくれる、暑いから寝返りを打ちたいけど打てないというと暫く起こしてくれて、やっぱりこの人は「ママ」と改めて思う。

パリには英語や日本語さえも通じる病院が郊外のNeuillyヌュイイーにありますが、郊外だからタクシー利用が必須。でも、そこにたどり着くまで、または付近の病院へ行くとしても言葉が出来ないと不安は募るばかり。きちんとした海外旅行保険に入っていれば病院までのタクシー代や通訳費用などもカバーしてくれるらしい。そうなると保険ってやっぱり大事ですよね。

夢路とみこ

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[221]旅のヒント(6)

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