怪鳥コンコルド

いまさら恥ずかしくてきけない常識のいろいろ。日頃の疑問に答えます。目からウロコの常識TIPS。小中学生でもわかる内容にまとめてあります。

 

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怪鳥コンコルド

コンコルドはフランスとイギリスが共同開発した超音速マッハ2で飛ぶジェット旅客機のことです。超音速というのは音より速い。しかもマッハ2というのはその2倍の速度です。空気抵抗を考慮した三角形の翼と、全長約62メートルの細長い胴体が特徴で、離着陸の時に先端を下げる仕草が鳥のようなので「怪鳥コンコルド」と呼ばれていました。

速さが売りのコンコルドでしたが、定員も100人と少なく、燃費や騒音の点で問題となり、また高価であったため航空会社にそっぽを向かれ、わずか16機が製造されたのみです。今回の事故もその中の1機。最終製造年が1976年ですから一番新しい機体でも24年経っている。老朽化は避けられないですね。

コンコルドはパリ−ニューヨーク間をエールフランスとイギリスの航空会社が就航させました。主にVIP用で、機内は豪華そのもの、もちろんファーストクラスのみです。同じジャンボ機が利益を稼ぐ優等生であったに対し、コンコルドは金食い虫。あまり大事にされなかったようです。

コンコルドが飛行するのは成層圏。ジャンボ機が約10000メートルの上空を偏西風を利用して飛ぶのに対し、コンコルドは18000メートルを飛行します。18000メートルといったらほとんど宇宙空間。しかもマッハ2のスピードは機体を摩擦熱で熱くするという。

また、コンコルドの生み出す衝撃波は、地上の窓ガラスをこなごなにするほどのパワーがあるといいます。そのためにも高空を飛行しなければならないのです。ちなみに衝撃波というのは、音速を超えた時に発生する「波」で、地上に届いた時にはドーンと花火のような音になります。

しかし、出来の悪い「怪鳥」であったとしても、技術的には貢献したのには間違い無いのですから、なんとかこの技術をあとに繋げてほしいものです。

ここまで書いて、ふとJRのリニアモーターカーを思い出してしまいました。リニアの開発ももう20年以上になりますが、まだ実用化されないのは、時代が速さを求めていない証拠でしょうかね?

2000/08/05

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最終更新日:2009.09.08


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