[902]丑三つ時

著作:たまごや | 投稿日:2005年9月28日 | カテゴリ: 歴史・伝統文化の常識

~草木も眠る丑三つ時とは何時?~

怪談などでよく出てくる「草木も眠る丑三つ時」。深夜であることはなんとなく分かりますが、一体何時頃?というと意外と分からないものです。

丑の刻とは午前1時から3時までの頃をいいます。その2時間を4つに分け、三番目という意味が丑三つ時です。午前2時から2時半の頃です。これが四つになると、夏場ではそろそろ夜が白みかける頃となりますので、丑三つとは一番深い夜という意味で使われたと思われます。丑が満る刻という意味もあるようです。

前回お話した不定時法による九ツとか八ツという時刻の表し方とは別物となっていますので注意して下さい。

前回(お八つ)の補足】

昼と夜をそれぞれ6等分する方法を延喜法といいます。また夏と冬で一刻の時間が違うので不定時法ともいいます。

不定時法では昼も夜も6等分です。夏冬関係ありませんから、冬至の頃での昼は約11時間、夏至の頃は約16時間になります。これを6等分するわけですから、冬の六つから五つは110分、夏は160分という具合に50分も違います。

江戸時代以前では、不定時法の時刻に十二支を当てはめていましたが、当然その時刻も夏と冬とで変わってくるのです。夏も冬も日の出は「明六ツ」であり「卯の刻」なのです。

卯の刻六ツ(明六つ)日の出・一日の始まり
辰の刻五ツ
巳の刻四ツ(お四つ)午前10時のお茶の時間
午の刻九ツ(正午、太陽が南中する)
未の刻八ツ(お八つ)午後3時のお茶の時間
申の刻七ツ
酉の刻六ツ(暮六つ)日没
戌の刻五ツ
亥の刻四ツ
子の刻九ツ(正子)
丑の刻八ツ
寅の刻七ツ

この方式を最初に明記されたのが延喜5年(905)藤原時平によって編纂された古代法典「延喜式」。これによれば2時間おきに太鼓を打つことになっており、その数は子・午の時にはそれぞれ九つ、丑・未の時には八つ、寅・申の時には七つ、卯・酉の時には六つ、辰・戌の時には五つ、巳・亥の時には四つと決められていました。延喜式の時刻表示では九八七六四の数字しか使わないのが特徴です。

昼と夜をそれぞれ6等分する方法を延喜法といいます。また夏と冬で一刻の時間が違うので不定時法ともいいます。

不定時法では昼も夜も6等分です。夏冬関係ありませんから、冬至の頃での昼は約11時間、夏至の頃は約16時間になります。これを6等分するわけですから、冬の六つから五つは110分、夏は160分という具合に50分も違います。

江戸時代以前では、不定時法の時刻に十二支を当てはめていましたが、当然その時刻も夏と冬とで変わってくるのです。夏も冬も日の出は「明六ツ」であり「卯の刻」なのです。

卯の刻六ツ(明六つ)日の出・一日の始まり
辰の刻五ツ
巳の刻四ツ(お四つ)午前10時のお茶の時間
午の刻九ツ(正午、太陽が南中する)
未の刻八ツ(お八つ)午後3時のお茶の時間
申の刻七ツ
酉の刻六ツ(暮六つ)日没
戌の刻五ツ
亥の刻四ツ
子の刻九ツ(正子)
丑の刻八ツ
寅の刻七ツ

この方式を最初に明記されたのが延喜5年(905)藤原時平によって編纂された古代法典「延喜式」。これによれば2時間おきに太鼓を打つことになっており、その数は子・午の時にはそれぞれ九つ、丑・未の時には八つ、寅・申の時には七つ、卯・酉の時には六つ、辰・戌の時には五つ、巳・亥の時には四つと決められていました。延喜式の時刻表示では九八七六四の数字しか使わないのが特徴です。

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