[1136]紙の大きさ・四つ切り・八つ切り

以前A4サイズB4サイズの話をしました。このサイズは全世界共通(のはず)なのでたとえばA4サイズといえばどこの国でも同じA4サイズですし、B4サイズといったらどこの国でも同じサイズの物が出てくるはずです。ただし、Bサイズは日本発祥なので通用しない国もあるかと思います。

一方で、紙の大きさを表すのに、四つ切り・八つ切りということがあります。四つ切りというのは元の大きさの紙を4つに切ったもの。八つ切りとは8つに切ったものです。しかしこれはかなり厄介な代物なのです。というのは元の大きさが種類によってバラバラ。したがって、同じ四つ切りでも種類によって大きさが異なってしまうのです。

四つ切り・八つ切りという大きさを表す代表格が写真です。写真館で撮影する結婚写真などの記念写真は「四つ切り」サイズが一般的。この写真のサイズは254x305mmです。この写真の四つ切りサイズはA4サイズ(210x297mm)に近いです。

次に画用紙の場合。画用紙の全紙はサイズが765x1085mmとなっています。学校の絵画などで使うのは八つ切り画用紙が一般的。これのサイズは270×380mmとなっています。八つ切りなのに写真の四つ切りより大きい。八つ切り画用紙に近いサイズはB4サイズ(257x364mm)となります。

ほかにも印刷製本業界で使われる菊判では菊四切は469×318mmとなっていたり、四六版といわれる規格では四切は545×394mmだったり、同じ四六判でも和紙の場合は1210x1820mmだったりほんとまちまちなのです。

紙の大きさはこのようにかなりややこしいのですが、発祥はその用途によって独自に決められてきた経緯があり、言ってみれば紙の大きさの種類だけ文化があるともいえるでしょう。

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