[341]懸賞マガジン

皆さんはメールマガジンをいくつ読んでいるでしょうか?あるデータによれば一人10誌くらいは読んでいるとか。なかには500誌以上もとっている人もいるとかそういう話を聞きます。もっとも500誌も取っている人は配信されたものをすべて読んでいるわけではなく、メールを自分のパソコンに溜め込んで必要に応じて検索をかけて情報を取り出すというような使い方をしているようです。

メールマガジンというのは日本独特の文化のようで、海外ではレターニュースとして各自が発信するのが普通のようです。日本のマガジンのように発行スタンドがあっていろいろ選べるというのはなかなか優れたシステムです。このシステムは「まぐまぐ」の深水さんという人が考え出したものです。

メールマガジンで気をつけなければならない点があります。それは発行者を信用してはいけないということです。私も発行者として、なんでこんなことを言わなければならないのか非常に遺憾なのですが、芳しくない発行者がいることも事実です。

今、個人情報の流出が問題になっていますよね。どこからともなくダイレクトメールが届く。こういうときは要注意です。個人情報を流出している発行者がいるかもしれません。

マガジンを購読するメールアドレスは発行サイトで管理されていますので、発行者は知ることができません。しかし、感想メールなどを出しますと、そのメールにアドレスがくっついていきますのでアドレスがわかってしまいます。感想メールを出す時には慎重に、またすぐに捨てられる無料アドレスを使いましょう。

懸賞マガジンに多いのですが、発行者が代理でモニター登録することがあります。そのために読者が発行者にメールアドレスを預けるわけですが、これも危険です。懸賞に応募するときは懸賞サイトに直接行って、そこの安全を確認した上で読者が自分で登録するようにしましょう。

なぜ、発行者が代理で登録するのかといいますとね、それは代理人にリベートが入るからです。本来は登録した人がもらえる報酬です。発行者がそれをピンはねする。やっちゃいけないことですねこれは。

懸賞サイトでもう一つ注意点です。アンケートに答えるとプレゼントをもらえるのが通常ですが、必ず個人情報を記入するようになっています。つまらないプレゼントと引き換えにあなたの個人情報の提供。よく考えてくださいね。なぜ、プレゼントなのか。なぜ個人情報を書き込むのか。それは、その懸賞サイトがあなたの個人情報がほしいからです。個人情報が手に入るのならクルマの一台や二台懸賞に提供したっていいという訳です。不気味でしょ?

なお、たまごやのマガジンからリンクしているサイトはすべて私が厳密にチェックしているので大丈夫です。