[340]太らないための常識(脂肪を減らす食習慣3)

脂肪を摂らないようにすると言っても、たんぱく質は必要。したがって肉類を摂らない訳にはいきません。そこで一工夫しましょう。

肉は美味いところほど脂があります。バラ肉やロース肉など。これらは値段も高い。脂が少ないのは、モモ肉や肩肉など。こちらは値段も安い。ではヒレ肉は?ヒレ肉は脂が少ないけど値段が高い。もっとも、これは最近のことで、昔はヒレ肉はぱさぱさして美味しくないという事で棄てられていたんです。カツが好きな人はヒレカツが脂肪が少なくてオススメです。

ベーコンやサラミは控えましょう。ベーコンは豚のバラ肉を使っていて非常に味が良いですが脂肪がたくさん含まれています。サラミも脂身を使っていますから同様。どうしても食べたい時は、フライパンで乾煎りして脂を抜くといいです。カリカリベーコンはサラダのトッピングにもなります。

肉の調理方法では脂を抜く下準備をします。バラ肉を使ったシチューなどは美味しいですがそのままでは相当脂肪分が含まれます。そこで、下準備として1回茹で上げて脂を抜きます。シチューなどうまみを出したい時は、煮こんでルーを入れる前に一旦冷まします。そうすると表面の脂が固まりますので、それを取り除き棄てます。これでうまみを犠牲にしないでかなりの脂肪分がぬけます。

ゴマやカシューナッツ、ピーナッツなどが入った料理は避けましょう。かなりカロリーが高いです。レトルト食品やインスタント加工食品も脂肪分多めです。外食する時は、洋食や中華はできるだけ避け、和食レストランにしましょう。デザートもケーキではなく、ぜんざいや杏仁豆腐などのデザートを選びましょう。

焼肉屋で食べる焼肉は、焼いている時にかなり脂が落ちるので、意外と脂肪分が少ないです。といっても、もともと脂肪分があるカルビやホルモンはさっと焼いて食べるのが美味しいので、やっぱり脂肪分を摂ってしまうかもしれません。どうしてもというときは、ロースや磯焼き、野菜焼きにしましょう。カルビはバラ肉ですから脂が多い、けどそれがじつに美味しいんですけどね。

脂の誘惑に負けないようにしましょう。