[309]モルモット

南アメリカの生まれのモルモットは16世紀にヨーロッパへ渡り、日本にやってきたのは18世紀ごろとされています。アルプスマーモットというリス科の動物に似ていたので、マーモット(モルモット)と呼ばれるようになりました。日本ではテンジクネズミとも呼ばれます。もちろんネズミの仲間です。

ネズミにはハツカネズミのように小さいのをマウスといい、大きいドブネズミを改良したものをラットといいます。モルモットも大きいネズミの仲間で最初は食料として飼われていました。しかし、その性格のよさと飼い易さ、声を出してコミュニケーションをとろうとするところに人気が出てペットとして世界中に飼われることになったのです。

モルモットは頭が大きくて胴体も太く、また足が短いので速く走ったり跳ねたり高いところに登ったりする事はできません。深さのあるケージなら上が開いていても大丈夫です。ネズミの仲間ですから、伸び続ける鋭い前歯があります。体長は20~30cm、体重は約1kg。

モルモットは10年以上生きることもあるので、飼う時には長く付き合う覚悟が必要です。また、大食いでエサ代もバカになりません。また、ケージ(飼いカゴ)の掃除もマメにしなくてはなりませんからちょっと大変。ですが、愛嬌があり呼べば寄ってくるかわいいペットなので大事に育ててあげてほしいと思います。

モルモットに限らずネズミの類のほとんどは臆病な性格なので、急に驚かせたりすると気絶したり、ひどいときにはそのまま死んでしまうこともあるので気をつけましょう。モルモットは英語では「ギニア・ピッグ」といいます。ギニアの豚という意味で、体型と鼻が豚に似ているところからきています。