[241]バーコード

いまやスーパーやコンビニではほとんどがPOSシステムを導入しています。POSとはポイントオブセールスの略で、何がどれだけ売れたかをリアルタイムに出力できるシステム。例えばお気に入りのカルビ弁当が12時から13時までの間に5個売れたとすると、それが即時に表示され、明日の仕入れに役立つというわけです。

このPOSシステムの基盤となるのが商品に刻まれたバーコード。黒い線と空白そして下に居並んだ数字がその商品を特定します。バーコードとは決してオヤジのはげ頭ではありません。しかし、最近思うのですが、これ見よがしに1・9わけにしているバーコードオヤジ、あれ、わざとやってますよね?受け狙っているのでしょうか?ま、いいや。

ところで、バーコードの最初にある数字ですが、日本の場合「49」となっています。そのあとに続く、5桁の数字がメーカーコードです。ちなみに今目の前にあるジョージアの缶コーヒーのメーカーコードは「02102」。コカコーラ社でしょうねこれは。

そのあとに続くのが5桁のアイテムコードでこれが商品を種類を特定します。こうして特定された商品はレジを通過するときに、バーコードスキャナーで読み取られ、レジに記憶された価格を打ち出されるというわけです。価格の設定が間違っていると違う値段が出たりしますから、よく見ていないとね、レジ通るときは。バーコードスキャナーにはレーザー光線が組み込まれています。

通常のバーコードは13桁で収まっていますが、メーカーやアイテム数が増えてきますといつかは一杯になります。日本の場合、「49」が割り当てられていますがこれが一杯になったときは、「45」が割り当てられています。いずれは「45」を冠した商品が出てくることでしょう。

ちなみに国コードには以下のようなものがあります。

0~9 アメリカ合衆国・カナダ
30~37 フランス
38.0 ブルガリア
40~44 ドイツ
46.0~46.9 ロシア連邦共和国
47.1 台湾
48.9 香港
45・49 日本
50 イギリス
52.0 ギリシャ
52.9 キプロス
54 ベルギー・ルクセンブルク
56.0 ポルトガル
56.9 アイスランド
57 デンマーク
59.0 ポーランド
59.9 ハンガリー
60.0~60.1 南アフリカ共和国
64 フィンランド
69.0~69.1 中華人民共和国
70 ノルウェー
72.9 イスラエル
73 スウェーデン
75.0 メキシコ
75.9 ベネズエラ
76 スイス
77.0 コロンビア
77.3 ウルグアイ
77.5 ベルー
77.9 アルゼンチン
78.0 チリ
78.9 ブラジル
80~83 イタリア
84 スペイン
85.0 キューバ
86.9 トルコ
87 オランダ
88.0 大韓民国
88.5 タイ
88.8 シンガポールイ
89.9 インドネシア
90~91 オーストリア
93 オーストラリア
94 ニュージーランド
95.5 マレーシア

小数点のバーコードもあるようですが、ちょっと見たことありません。