[238]レトリバーのハナシ

先日のハスキーのハナシ、なかなか好評でした。なんかやたらハスキーは馬鹿だ、と書いたような気がしますが、ハスキーを飼っている人はご容赦願います。ま、馬鹿なものはしょうがない。

ハスキーと違って年々人気が高まっているのがレトリバー。細かくわけると5種類のレトリバーがいるらしいけど、素人にはわからない。毛色が茶色のゴールデンレトリバーや、盲導犬でおなじみの白いラブラドール、真っ黒のらぶちゃんがおなじみだ。

レトリバーは人なつこく、利発で元気がいい。いたずらだが頭もよくしていいことと悪いことの区別ができる。といっても訓練次第だけど。盲導犬としての活躍も、目覚しいものがある。盲導犬はもちろん頭が良くなくては出来ないが、レトリバーならなれるかというとそんなことはない。やっぱりもって生まれた資質がものをいう。

街中でよく見かけるレトリバーは盲導犬になれなかったレトリバーであることも多い。性格も悪いのがいるのでやたら手を出さない方がいい。噛まれることもある。ちなみにイヌに触れる時は立ったまま頭を触らないこと。びっくりして噛まれることがある。まずしゃがんで目線をイヌと同じにする。そして目を見ながら、下から手を出し、胸やのどをさする。ここまで触らせるイヌならまず大丈夫。

犬の寿命は大体15~17歳だが、盲導犬は10年くらい働いた後は、引退して老犬ボランティアのもとに引き取られたり、パピーウォーカーのもとに帰ったりします。パピーウォーカーというのは将来盲導犬になる幼犬を預かり、基本的なしつけをするボランティアをいいます。盲導犬にとってパピーウォーカーの元に帰るということは古巣に帰るようなもので、とてもうれしいことなのですよ。

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