[216]イーコマース

簡単に言うとですね、電子商取引です。英語で書くとElectronic Commerce となりますか、ちょっとスペル怪しいですが。一般的にはインターネットで物を売ったり買ったりすることを言いますが、厳密には決済までネット上で行うことを言います。

普通の店舗では商品を店に並べますよね。イーコマースではネット上のホームページに並べます。画像だけですから在庫するお金がかかりません。ホームページを見たお客さんは、それを買いたいと思ったら、チェックマークを入れてショッピングバスケットにほおりこみます。色々選んで、最後にショッピングバスケットに何が入っているかチェックしてそれでよければ、フォームに自分の名前や住所などを入力して購入します。

お金は、品物が届いた後にコンビニで払うものや、クレジットカードでその場で決済するものや、あるいは代金を先に銀行で振り込むものなど色々です。代金後払いのものは、会員になるなどのチェックがありますし、クレジットカードは個人情報を書きこむフォームが暗号化されていて安全であるかどうかが重要です。先に振りこむ場合は実際に地上店舗があるかなど、信用できるかどうかが問題になります。

ニフティやハイホーなどの会員じゃないと買えないサイトは値段はちょっと高めですが、安全です。逆に個人で開いているホームページで、フォームに暗号がかかっていなくて、先払いのものクレジットカードを使用するものは危険なのでやめたほうが良いです。ネット上では詐欺事件も多いです。何しろ金かかりませんから。

企業間でもイーコマースは盛んです。というよりこぞって推進している。今までの流通は経路が複雑で中間業者が多く、コストがかかり結果値段が高くなっていた。しかしイーコマースでやれば中間業者が要らなくなるので売るほうも買うほうもコストがかからなくてすむ。ということで企業でも躍起になってイーコマースを推進しているのです。結果はまだ見えていません。

しかし中間業者や、問屋は必要があって生まれたものですから、イーコマースといえどもそれらが全く不要かというとそんなことは無いと思います。売りたい人と買いたい人が多くなれば、必然間に入って仲介する便利屋が必要になってきます。結局、なんだ今までと変わらんじゃないか、となると読んでいるたまごやですが・・・さて。

私はウインドウショッピングという言葉があるように、見て触って買わないのも楽しみのひとつということで、やっぱり現物を見るということは大事だと思いますけどね。イーコマースはものによると思います。