[213]震度6弱

2022年1月22日

最近伊豆諸島では地震が相次ぎ、住民の方々は不安な毎日送られていることだろう。噴火は起こらないが地震は起こるという、わけのわからない予知連と、優柔不断な行政に頼ることなく、住民の皆さんには自分で判断されることをオススメする。いざ大災害になっても慌てないよう自分で危機管理をしていただきたい。政府は当てにしても裏切られるだけ。

伊豆諸島は言ってみれば火山の頭が海上に出ているにすぎない。つまりいつ噴火してもおかしくないし、海に沈んでもおかしくない。それくらい危険な場所だということ。ま、日本列島自体、危険な場所なのだが。

さて、新島や神津島では震度6弱の地震が頻繁に起こっている。この地震のことで最近若者と話をする機会があった。そしてこの「弱」とか「強」という表現が一部の若者には正しく伝わっていないことが判明したのでお知らせする。

震度6弱というと普通は震度6には届かないが極めて震度6に近い揺れ、とするのが正しいのだが、最近の若者は、震度6弱とは震度6を少し超えていると理解している。更に震度6強といったら、震度7に近い揺れと理解しているようだ。震度は小数点では表示しないのだが、あえて表示してみた。

若者(一部)の捉え方:

震度6弱→震度6.1~6.2くらいかな?
震度6強→震度6.8~6.9くらいかな?

正しい捉え方:

震度6弱→震度5.5~5.9
震度6強→震度6.0~6.4

読者諸君はどうであろうか?勘違いしていないかな?

※震度6弱とは計測震度は5.5~5.9、つまり震度5を超えていません。対し震度6強は計測震度6.0~6.4をいいます。

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