[177]禁煙補助薬

どうしても禁煙できない人は、病院へ行こう。禁煙を助ける薬がある。これは医師に禁煙の必要性を診断された場合に処方される薬で、微量のニコチンを含有するもの。

一つはガム状のものでニコチン2mgを口腔粘膜より吸収させるもの。もう一つはニコチンを含有させたシール状のものでこれは皮膚に貼り付けて吸収させる。

いずれも禁煙時の禁断症状を和らげて禁煙に導くもので、使用にあたっては医師の診断と処方箋が必要になる。ニコチンの禁断症状が出ればまさしく病気であるが、この薬は残念ながら健康保険が適用されない。もっともこういう薬にお世話になら無ければ禁煙できないというのも情けないハナシではあるが。

私は非喫煙者であるが、禁煙を薦めることはしない。喫煙は嗜好の問題であり個人の自由だからだ。ただし、喫煙マナーは守っていただきたいと思う。実際喫煙者のマナーは悪すぎる。というかそういう教育がされてこなかったのが大きな原因ではあるが。

もっとも、日本だけでなく世界的に喫煙者は肩身がせまく、煙草を吸う場所はなくなってきていることはたしか。