[559]元朝参り

2013年5月10日

新年あけましておめでとうございます。本年も「たまごや」および「常ぽて」をよろしくお願いします。

さて、年が明けて1月1日です。1年の始まりの日の今日を元日といいます。また元日の午前中(朝)のことを「元旦(がんたん)」といいます。元日と元旦はこのように意味が違います。そもそも「旦」とは朝のことをいいます。

元旦には初詣をしますが、12月31日の大晦日の夜に出かけ、夜中に初詣や夜を明かして初日の出を拝むのを特に元朝(がんちょう)参りと言うようです。元朝も元旦も本来は同じ意味なんですけどね。

元朝参りは近所の氏神や鎮守様に参拝して一年間の無病息災を祈願し、一年の計を立てます。つまりこれをさして「1年の計は元旦にあり」と申します。

元日から3日間を「三が日」といって早朝から男が先に起きて「若水(わかみず)」を汲み、火を起こして家事一切を行うことになっています。

つまり、奥様は寝正月でよろしいと、こういうことです。はい。