[553]流星群

2013年5月10日

今年の「しし座流星群」はすごかったですが、その感動が冷めやらぬ12月14日未明より「ふたご座流星群」活動中です。

しし座流星群は「流星雨」と言われるほどでしたが「ふたご座流星群」は出現数が緩やかに増減するのでその晩だけでなく前後あわせて1週間くらいはパラパラ見えるのが特長。この週末もまだまだ十分楽しめる可能性があります。見える時刻も一晩中OKです。

「ふたご座流星群」は年間三大流星群(しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群)のひとつです。一晩で観測できる流星数が多いことで知られており、これは年間で最も夜の長い時期に活動することと、輻射点(流星が見え始める点)が日の入りとともに東の地平線上に現われることによります。「ふたご座流星群」は毎年12月7日あたりから18日までの間に出現します。

『今年は「しし座」も「ふたご座」も逃した!』という気の毒な人は、毎年お正月に現れる「しぶんぎ座流星群〔りゅう座ι(イオタ)流星群〕」はいかがでしょうか?

この流星群は極大出現数は比較的多いのですが、その継続時間が短いため極大時刻が日本の夜にうまく当たるかどうかが決め手になります。年初を飾る流星群ですので、新年の運試しとして流星観測をしてみてはいかがでしょう。1月4日午前11時が極大ですが出現期間は1月1日~1月5日まで期待できます。