[1037]地球温暖化の善悪

元アメリカの副大統領だったアルゴアさんが来日、そして映画「不都合な真実」を中心に、地球温暖化防止をアピールしています。今年は地球温暖化に歯止めをかける大きな年回りになりそうです。

ただ、いつも申し上げますが、マスコミやマスメディアに踊らされないように、真実を見据える姿勢は保ちたいものです。そこで確認。

地球温暖化は確かに起こっている⇒正しい
その原因は、二酸化炭素の激増に由来している⇒正しい
その二酸化炭素は人類が放出している⇒正しい
だから二酸化炭素は放出を削減しなければならない⇒人間にとってのみ正しい

まず、地球温暖化が悪いことなのかどうかを、改めて考えてみましょう。まず地球の一番適正な気温はどうであり、何を基準に温暖化といっているのでしょうか?これを考えていくと意外とその基準が人間のエゴに基づいていることがわかります。

たとえば、冬場スキー客を当て込んで生活が成り立っているスキー場の関係者。温暖化で雪が降らなくなるとそりゃ困ります。そこで温暖化は大反対。原因を作ったクルマ社会、化石燃料会社をうらむことになるわけです。

しかし、一方で麻生大臣が北海道遊説で言ったように、温暖化になれば北海道の気候が緩み、農作物に関してはより多い収穫が望めるようになります。寒い地方の農家は温暖化代歓迎なわけです。

場所を移して、ロシアのシベリア地方。永久凍土が緩んできて線路が曲がってしまい、その保守に大変なそうですが、あの広大なツンドラが融けて農地として使えるようになったら、ロシアにとっては大変な経済効果になります。温暖化様々となること請け合い。

暑さに強い昆虫は大歓迎です。二酸化炭素は植物のえさとなりますから、植物も大歓迎。地球の水分の絶対量は変わりませんから、一方で砂漠になろうと、他方では洪水になり、バランスはとれます。陸地の氷が融け、海面が上昇すれば、海洋生物にとっては生活圏が拡大し好都合です。異常気象で地球環境が大荒れになって、人類が減少すれば、その他の生物が復活してこれまたバランスがとれます。

このように、物事には裏表があり、どちらか不利益をこうむれば、もう一方は潤う。これは自然の摂理でもあるのです。どうすればよいのかというと、つまりはほっとけばいいのです。一方がとんがれば自然がそれをたたいて平らにします。出るくいは打たれるのです。とどのつまり、温暖化になって困るのは今を生きる人間だけなのです。

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