[1055]パスモとスイカ

2020年6月12日

首都圏の鉄道やバスで利用できる共通ICカード乗車券「PASMO(パスモ)」が予想以上の売れ行きで在庫が足りなくなり、定期券を除くカードの新規発売が、当分の間、中止されることになった。(2007年4月11日 読売新聞)

普段クルマで移動している私が、たまにオドオドと東京に出ると一番困るのが電車の切符を買うこと。自動販売機がずらり並んでいますが、いったいどうやって買ったらいいのか?私でさえ戸惑うのですから、もっとお年を召したかたはさぞ困ることでしょう。

その困りごとを一気に解決してくれるのが「PASMO(パスモ)」です。パスモは、株式会社パスモが発行するICカード乗車券。一定金額(1,000円~2万円)をチャージしておけば、首都圏のJR、地下鉄や私鉄、バスなどを改札機の読取り部にタッチするだけで利用できます。料金を気にせず、とりあえず乗ることができるのでお気楽に使えるのではないでしょうか。今回の売り切れ騒ぎも、いかに今まで切符が買いにくかったのを証明する出来事だと思います。

パスモと聞いて思い出すのがスイカ。このパスモの開始に合わせて今までJRしか使えなかったスイカも同様に地下鉄などに利用できるようになりました。つまりパスモとスイカは全く同じものとなったわけです。

パスモが発売されて思わぬ人気のため売り切れているとのことですが、何のことはない、このスイカを買えばいいのです。

PASMOの種類には、記名カード(大人用、小児用)と無記名カード(大人用)があります。記名カードには定期券機能を付加でき、ほかにもさまざまなサービスが受けられます。

使える場所ですが、現在のところ関東の鉄道、バス計100以上の事業者で利用可能ですが使えないところもありますので、事前にチェックしておくことも必要かと思います。