[1135]イギリスという国

大航海時代を経て大英帝国というくらい昔は全世界に席巻し、西洋列強の一国として世界中を植民地だらけにした国それがイギリスです。今では老大国などと揶揄されていますが、今なお10億人はいるとされる英語圏は広大であり、その英語の主はイギリスであることを考えると、いかに大国であったかをうかがい知ることができます。現在も国際連合の安全保障理事会常任理事国でもあり、その地位の高さを物語っています。

ところでイギリスと一口にいってしまいますが、イギリスの正式名称は「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」といいます。4つの非独立国家「イングランド(England)、ウェールズ(Wales)、スコットランド (Scotland)、北アイルランド (Northern Ireland)」の連合国となっています。これを総称して連合王国(United Kingdom)、通称UKといいます。

UKのそれぞれの国には独自の国旗があり、それを統合したのがよく知られるイギリスのユニオンフラッグです。この旗をユニオンジャックということもありますが、これは海軍が使う言葉なので、単にイギリス国旗と言う場合はユニオンフラッグといいましょう。

一方でイギリス連邦王国といういい方がありますが、これは上記連合王国を筆頭としたイギリス連邦国家です。現在16カ国でいずれもUKの王を自国の王としています。

[イギリス連邦王国]

  1. アンティグア・バーブーダ
  2. オーストラリア
  3. バハマ
  4. バルバドス
  5. ベリーズ
  6. カナダ
  7. グレナダ
  8. ジャマイカ
  9. ニュージーランド
  10. パプアニューギニア
  11. セントクリストファー・ネイビス
  12. セントルシア
  13. セントビンセント・グレナディーン
  14. ソロモン諸島
  15. ツバル
  16. 英国(UK)

これらの国のコインや国旗には元は英国であった証が刻まれており、現在コインには女王エリザベス2世が刻印されています。このエリザベス女王の絵はコインが造幣されるときの肖像となっています。したがって新しいコインはおばあさんの肖像。英国王位の法定推定相続人はウェールズ公チャールズ王子に決まっているので、いずれコインの肖像はチャールズ王子になることでしょう。

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