[1194]ユネスコとユニセフ

ユネスコとユニセフ、似ていますね。

ユニセフは国連国際児童緊急基金である、「United Nations International Children’s Emergency Fund」の頭文字をとってUNICEF(ユニセフ)となっています。

もともとは第二次世界大戦で被災した子供たちを援助するため1946年に設立された機関ですが、今では開発途上国の子供たち守るための国連児童基金(United Nations Children’s Fund)に改称されましたが、UNICEFの略称は変わらず引き継がれています。変わらず「緊急性」があるからでしょう。

ユニセフは総じて世界の子供たちを守る機関であり、日本では黒柳徹子さんがその親善大使として活躍されているのがよく知られています。

これに対し、ユネスコは国際連合教育科学文化機関といい「United Nations Educational,Scientific and Cultural Organization」の頭文字をとり「UNESCO(ユネスコ)」となっています。これもユニセフ同様、第二次世界大戦後の1946年に教育・文化に関する推進を目的として創設された機関です。

日本は1951年に60番目のユネスコ加盟国となりましたが、その時に埼玉県の所沢にある西武園にテーマパーク「ユネスコ村」ができました。また世界遺産の登録など地球財産の保護もユネスコの大きな使命です。ユネスコ村については後日詳しく述べます。

~ユニセフとユネスコのまとめ~

・ユニセフは世界の子供、特に恵まれない子供たちを支援する使命を負っている
・ユネスコは教育・文化を推進する使命を負っている
・ユネスコもユニセフも第二次世界大戦の反省から同じ1946年に創設されている
・黒柳徹子さんはユニセフ本部が任命する親善大使である
・アグネスチャンさんは日本ユニセフ協会の大使である

社団法人日本ユネスコ協会連盟
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