[866]内政干渉

日本の教科書の検定が済み、過去中国や韓国に対する政治的行為が大幅に削減されました。これは自国日本の教科書にあまり自虐的な記述はどんなものか、という識者の意見を取り入れたものです。

その結果を受けて、案の定韓国や中国からクレームがついています。また憲法改正や竹島問題も有り、日本が軍事国になるのではないかと近隣諸国は危惧しているのでしょう。

しかし、自国の教科書にどのようなことが書かれていても、それはあくまで自国内で議論すべきものであり、韓国のように大統領自ら訂正や修正を強く求める、というのは内政干渉にあたると懸念されます。日本はもとより、国連に加盟する国はお互いの国の政治には干渉しないというルールがあり、これに抵触する恐れがあるのですね。

内政干渉しないという国際ルールは1970年に国連総会で採択(決議2625)された『友好関係原則宣言』にあります。これには「憲章に従って、いかなる内政干渉も行わない義務に関する原則」というのがあり、いかなる政治的、経済的、文化的要素に関する介入、武力を含む威嚇も国際法違反と明記されているものです。

いずれにしても、日本が中国や韓国の教科書に過去文句をつけたことはなく、自民党の安倍晋三幹事長代理がいうように内政には干渉しないのが大人である「国家のマナー」といえるのです。