[465]エルニーニョ

エルニーニヨとはスペイン語で「聖なる男の子」と言う意味。南アメリカのペルー沖では毎年クリスマスの頃に海面の水温が上がり魚が採れるようになり、また水分が蒸発することによって雨をもたらし、これが恵みの雨になることから、この現象を感謝を込めて「エルニーニョ」と呼びました。

この温かい海域が、季節に関係無くしかも長期間にわたって発生するのをエルニーニョ現象といって、通常のエルニーニョとは区別します。異常な時期に発生したエルニーニョは世界中に異常気象をもたらす元凶となります。

この現象は日本にも影響を及ぼすので気象庁では、1996年にエルニーニョ監視予報センターを設置して、ペルー沖を良く観測して予報を出すことになっています。近来の日本の冷夏や暖冬などは、この異常なエルニーニョのせいです。

さて、エルニーニョが男の子だとすれば、女の子もいるわけで、ラニーニャがそれ。エルニーニョが発生する同じ場所の海温が上がらず、いつもの年より水温が下がる現象をいいますが、これもやっぱり異常気象をもたらします。

ラニーニャ現象のときの日本への影響は、平年なみかあるいは寒い秋、雨が多い冬となることが多いといいます。ラニーニャはエルニーニョに比べると影響は少ないようです。

いずれにしてもエルニーニョの動きが不順である理由は、人類が今まで冒した環境破壊が原因の一部であることは間違い無いところです。自然には治癒力があるから、何らかの形でしっぺ返しがくるに違いありません。

さて、どんなしっぺ返しでしょうか?なんまんだぶ、なんまんだぶ。

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