[429]アフレコ

昨日はオフレコについて書きましたので、今日は似たような言葉のアフレコについてです。ちょっとあやふやな部分もありますのでフォローいただけたら嬉しく思います。

アフレコとはアニメや動画など撮影後のフィルムやテープなどを編集後、声や音楽を吹き込む作業を言います。編集後のアフターレコーディングです。

フィルムやテープには映像トラックとは別に音声のトラックがあります。これをサウンドトラックといいますが、ここに台詞や効果音、BGMを入れる作業です。声優さんは動画を見ながら人物の口の動きに合わせセリフを吹き込むわけです。

ビデオの場合はアフレコの出来るビデオデッキがあれば、あとは音声マイク、オーディオ機器から簡単に入力できます。アフレコ機能が無いデッキではちょっと難しいです。

フィルムの場合は、磁気トラックを再生録音できる映写機、もしくはレコーディングエディター、マイクがあればできますが、これはかなり専門的になりますので素人さんでは難しいでしょう。通常はフィルムのデータをビデオに変換し、ビデオの状態でアフレコするのが一般的なようです。

似たようなものにアテレコというのがあります。これは、アフレコの一種でして、動作や口の動きに合わせて、吹き替えをすることをいうようです。

例えばアクション物の俳優さんは、セリフをいうにも息が切れて言えない場合があります。こういうときは、撮影後改めて映像を見ながらセリフをアテて入れなおすのです。

セリフが不適切な場合があったりすると、口の動きとは違ったことを言う場合があります。今はあまり見ませんが昔はよくありました。コマーシャルなんか同じ映像なのに言ってることが違ってたりしてましたね。

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