[585]気温のハナシ

毎日温かいですね。この分だと桜が咲くのも早そうです。

ということで、今日は気温のハナシ。

気温というのはその字のごとく、大気の温度です。大気とは酸素や窒素などのの分子で構成されており、その分子の動き具合で気温が決まります。つまり温度とは空気を作っている粒々がどれくらい速く飛び回っているかを表す尺度です。

温度が高くなると分子の動きは活発になり、温度が低くなると分子の動きは鈍くなってきます。そして絶対零度のマイナス273.15℃では分子はまったく動かなくなります。まさに死の世界です。

人間は大体20℃くらいが快適に過ごせるようになっているようですが、これは人間の皮膚に当る分子のスピードがちょうどいいからです。分子の当るスピードが速くなりますとそれが刺激となり熱く感じます。更に分子が速くぶつかってくると皮膚が壊されます。つまりこれが火傷です。

ところで、分子のぶつかってくるスピードが速くても、その量が少ないと暑く感じません。たとえば、スペースシャトルは地上300kmの宇宙空間で作業しますが、この空間は相当気温が低いと思われがちですが、じつは気温は1000℃もあります。そう灼熱地獄です。しかし空気の密度が薄いので、ぶつかってくるスピードは速いですが量が少ないため、実際には暑く感じないのです。つまり宇宙空間では気温は高いけど暑くないのです。同じ気温では、空気の密度が濃いほど皮膚には暑く感じるのですね。

地上で気温が上がったり下がったりすると私たちは暑く感じたり寒く感じたりしますが、それは地上だからそういう具合に感じるのであって、地上以外のところではそういう常識は通用しないのですね。気温が高ければ=暑い、という式は地球上の上だけでのことなのです。

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