[658]コーギー

最近人気のペットといえばコーギー君です。足が短くて胴が長く、でも毛色がよく、立ち耳で愛嬌がある。胴長なのでダックスフントの仲間かと思われがちですが、スピッツの仲間です。同じイギリスで飼われていたカーディガンという犬もコーギーによく似ていますが、こちらはダックスの仲間。いずれも快活で明るい犬種です。

コーギーは正しくはウエルシュ・コーギー・ペンブロークといいます。名前どおり、イギリスのウェールズ地方のペンブローク州生まれの犬という意味です。コーギーの歴史は古く1107年までさかのぼることができる古い労働犬です。農民の生活に欠かせないよきパートナーであったとされます。

コーギーはイギリスの温度差のある霧深い気候にあった毛並みをしており、また背が低いので牛などの家畜の踵を噛んでよく牛を追いました。牧畜犬として優秀だったわけです。現在ではその役目をシェパードやコリーに譲り、コーギーは家庭犬に収まっているようです。

その引き金となったのはエリザベス女王が幼いときに父親のジョージ6世から贈られた犬として有名で、これをマスコミが報道したことでブームになり、以来英国王室に愛され、王室の犬といえばこのコーギーと思われているほどです。王室の犬を飼うことにより、リッチな気分になれるのでしょうか、家庭犬として今でも根強い人気を誇っています。

犬は安産といわれますが、家庭犬として改良されてきた現在は必ずしもそうとは言い切れません。コーギーは多産ですが、胎児が大きくなり過ぎると難産になります。お産は犬にとっても大変なことなので、必要の無いお産はなるべく避けたいものです。

そのために避妊手術をするわけですが、その場合発情期が来る前の仔犬の時に手術をすると子犬の性格がそのまま残り無邪気な性格になるといわれます。また発情期を迎えたあとに手術しますと落ち着いた犬に育つといいます。家庭犬の場合は付き合いも長くなるので、こういったことも配慮に入れておくといいと思います。

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著者プロフィール

たまごや
1954年1月東京中野区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。現在茨城県にて有限会社たまごや主催。独自の視点によるコンテンツの発信と「感動の園芸・儲かる農業」をテーマとした肥料販売サイト「たまごや商店」を手がける。