[936]フィギュアのジャンプ

冬季オリンピックは色々な種目が目白押し。日本勢のメダル獲得はなかなか厳しいようですが、そもそもオリンピックは参加することに意義があります。選手の皆様は思う存分その力量を発揮して頂きたいと思います。

さて、全てのスポーツにいえることですがルールをある程度知っているとその楽しみも倍増します。後半の期待はやはり女子フィギュアスケートではないでしょうか。演技の中で繰り広げられるジャンプについて少し説明します。

フィギュアスケートの演技の中で行なわれるジャンプはアクセル、ルッツ、フリップ、ループ、トゥーループ、サルコーの6種類があります。これらを組合わせて演技をします。当然審査もそれぞれのジャンプが規定どおりに行なわれているかどうかが採点の基準になるわけです。といっても、素人がこれらのジャンプを見極めるのは容易ではありません。

一番分かりやすいのはアクセルというジャンプ。これは前向きに踏み切りジャンプして回転するものです。前向き3回転ジャンプはトリプルアクセルといいます。公式に女子で最初にトリプルアクセルを跳んだ選手はご存知伊藤みどり選手(1988年)。現役の選手でトリプルアクセルを跳ぶ女子選手は多く、中野友加里選手、浅田真央選手、恩田美栄選手、浅田舞選手、澤田亜紀選手も得意としています。

アクセルジャンプ以外のほかの5種のジャンプは全て後ろ向きの踏み切りになります。注目の安藤美姫選手が今大会で決めたいと宣言しているのは4回転サルコーです。

サルコーは前向きに滑ってターンして後ろ向きになり、左足で踏み切るジャンプ。今のところ女子でこれができるのは安藤美姫選手のみ。2002年ジュニアグランプリファイナルという公式試合で女子で初めて4回転サルコーに成功しました。

トゥループジャンプは前向きから後ろ向きにターンして左足のトゥを突いたらトゥループジャンプ。トゥを突かない場合はループジャンプです。ループジャンプは右足のアウトサイドエッジで踏み切り、両足をクロスさせて跳ぶジャンプです。

フリップジャンプはジャンプ直前に前向きから後ろ向きに身体位置を変え、左足のインサイドエッジで踏み切って右足のトゥを突いて跳ぶジャンプです。踏み切る直前にくるりと後ろ向きになるのがフリップの特徴。後ろ向きまま飛ぶのがルッツと覚えるといいと思います。

これらのジャンプは違いは微妙なので、とりあえず前向きに飛ぶアクセルと後ろ向きに飛ぶサルコーを覚えておくだけで楽しさ倍増。テレビを見ながらちょっと知ったかぶり。ちなみに4回転サルコーはクワドサルコーといいます。

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著者プロフィール

たまごや
1954年1月東京中野区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。現在茨城県にて有限会社たまごや主催。独自の視点によるコンテンツの発信と「感動の園芸・儲かる農業」をテーマとした肥料販売サイト「たまごや商店」を手がける。